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「正しい思いの持続」(大川隆法「心の指針」より)

いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。

私の記事では、大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。

今回は、心の指針「正しい思いの持続」をご紹介したいと思います!

大川隆法先生は、毎月、「心の指針」という詩を月刊誌に寄稿してくださっていたのですが、シンプルな言葉の中に深い味わいがあり、読むたびに心の気づきが得られる作品ばかりなんです。

皆さんにもぜひ、「心の指針」の世界を味わっていただきたく、時々ご紹介させていただいております。

それでは、今日も皆さんへ、感謝の気持ちを込めて、贈ります。



「正しい思いの持続」


遺伝子がすべてを決定するという考えは、

持たない方がよい。

これは、姿を変えた運命決定論であり、

あなたを幸福にする考え方ではない。



生まれつき優秀だと思われた子が、

慢心して堕落し、

劣等感に悩んでいた子が、

コツコツと努力して

優秀になっていく実例が、

世の中にはあまりに多すぎるのだ。



身体機能が頑健だった人が、

病気になり、

病弱の人が、

長命で活躍することもある。



家が裕福でも、

自助の精神に欠ける子が育ったり、

家が貧しくても、

親孝行なたくましい子に

育つこともある。



大切なのは、

遺伝子でもなく、

家の環境でもなく、

あなた自身の考え方だ。

繰り返し繰り返し練り上げる志だ。


強く願うことも、

強く恐れることも実現する。

正しい思いを持続し、

行動に移せ。


(大川隆法「心の指針」26)



【感想・気づき】

親が優秀だから子どもも優秀かと思いきや、必ずしもそんなことはない。

小学校で優秀だった子が、中学受験後にサボって劣等感の塊になることもある。

逆に、小中学校でパッとしなかったタイプが、コツコツ努力を進めた結果、大学受験では華々しい結果を出すこともある。

これらは人生のなかの一例でしかないですが、

人として生まれて生きている以上、ずっと同じ優秀さを保つことは難しいと思います。

時に転落もするでしょうし、大器晩成型で後からぐーっと伸びてくる方もいいます。


そこに遺伝子の問題がどれくらいあるかを考えてみます。

たしかに、両親から受け継いだ頭の良さや、生まれ持った特性はあるかもしれません。

でも、やっぱり何と言っても生まれた時から後の、本人の努力!!

苦手だと思われる分野があったとしても、それをどう理解し、付き合っていくか。

その精進の姿こそ、人生の醍醐味なのだと思います。


そして、人生の決め手は遺伝子でも家庭環境でもない。

「その人の考え方が未来を決める」、と何度も教えていただいています。


大切なのは、
遺伝子でもなく、
家の環境でもなく、
あなた自身の考え方だ。


人のせい、環境のせいにしようと思えば、なんとでも言えると思います。

でも、そこを踏ん張って、自分自身の考え方によって、人生を切り拓いていこうとする方が、「偉人」と言われる方々なのでしょう。


私たちは「偉人」には程遠いかもしれないけれど、

困難のなかでも諦めずに前進していく。

毎日少しでも光を放っていく。

その姿勢を持ち続けることが、人生に勝利していくことに繋がるのではないでしょうか。

まさに、今ここ!が勝負なのだと思います。


そして、忘れてはならないのは、良き思いの継続について。

強く願うことも、
強く恐れることも実現する。
正しい思いを持続し、
行動に移せ。

この部分はとても励みになると共に、恐ろしい言葉でもあるかもしれません。

明るい未来を信じていれば明るい未来がやってくる。

反対に、「強く恐れているもの」がある場合、その強く恐れているもの自体が実現してしまう。


……ということは、

どうせ成功できないかもしれない。

未来が見えない。


そんな風に考えているうちは、成功していくことができない、ということでもあります。

本人の持つ特性、努力、さまざまなものが影響して未来が拓けていきますが、一番大切なのは、何と言っても「考え方」なのだと思います。

私自身も未来に不安を感じたり、この先どうなるんだろう……?と迷うことが全くないわけではありません。

それでも、「考え方」には大きな力があるということを信じています。

ネガティブな心が出てくるときもありますが(笑)、そんな時は自分に「大丈夫だよ」と言い聞かせて、積極的に明るい考え方をできるようにもっていきます。

どうしても気分が滅入ってしまう時は、


ほんの少し運動をする。

気分転換にお気に入りの音楽を聴く。

友人とおしゃべりする。

美味しいものを食べる。

寝る!(笑)


何でも結構なのですが、本当にちょっとしたことで、幸せを感じられる状態をまず目指します。

ネガティブになっている時は意外と、体力的な問題だったり、精神的に枯渇している時だと思うので、健康生活や気分転換によって乗り切れる時がありますよね。

そして、少しでも回復して来たな、と思ったら、感謝のお祈りをしたりします。

今日も素敵な一日をありがとうございます。

未来が明るく拓けていくよう、精進してまいります。

頑張りますので、見守っていて下さいね。


そんな風に感謝と祈りを続けることで、日々を前進し続けてこれた気がします。

自分一人だけの力だけで全てを成し遂げているとは思わず、正しい思い・行動には必ず天からのご助力があると信じていく。

この確信が、今まで私をどれほど励ましてくれたことでしょう。


繰り返し繰り返し、志を自分の中で確認し、今日も一歩を進めたことに感謝しています。

私のつたない一歩ではありますが、継続していく力をお見せすることが、皆さんの勇気にも繋がるといいな、と思っています。

引き続き、心を引き締めて精進してまいります。


最後までご覧くださり、誠にありがとうございました🌷



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