「ポーの一族」大千穐楽
終わりました。終わってしまいました。
わたしの思いは、このツイートに全部込めたつもりだったので、本当はnoteも書く必要はないのですが、ちょっとだけ。
ちばくんが「今バレエを習っている」と発言したのは、いつだったかなぁと思い出しています。
今振り返れば、それはこの「ポーの一族」の舞台のためもあったんでしょうね。
演目のためのカンパニーとはいえ、キャストは宝塚の人達のグループ、ミュージカル界の人達のグループ、ダンス界から来たグループと、なんとなくカテゴライズされる中に飛び込むことになって、はじめはとても震えることだったのではないかと、勝手に想像しています。
とはいえ、ちばくん自身も映像の世界で10年やってきたプロとしての自負を持って、足を踏み出したと思うし、その中で初めてのことに挑戦するためのバレエのレッスンだったのだと思います。
世界がこんなに大変なことになってしまったけど、だからこそ劇場にいる間はそのことを忘れて楽しんでほしいし、終わった後は「明日も頑張ろうと思ってほしい」と話すちばくんでしたが、思えば彼はいつも(コロナ禍の前からも)、自分の仕事が人々を元気づけるものになって欲しい、と言い続けている人でした。
そして、43公演(合っていますか?)を完走して、最後に話したのもまったく同じことでした。
涙で言葉が出ない中、振り絞るように話していた、あの表情が忘れられません。
ここに至るまでの苦労について、何ひとつ話さないのは、ちばくんの思いがいつでも同じところにあるからだと思います。
だからわたしは、その思いを受け取って彼に伝えたいです。
「ちばくん!
楽しい素晴らしい舞台を生み出してくれて、アランを生きてくれて、わたし達に出逢わせてくれて、
本当に本当にありがとうございました!
わたしはこの思い出を胸に、明日からも頑張って生きていくことができます☺︎
『ポーの一族』の舞台が観られて、本当にしあわせでした!」
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