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みんな道なき道を行ってる
人って自分の荷物だけが重く感じられること、ありますよね。でも途中で一回下ろして別の人の荷物と取り替えていいと言われるとまた同じ荷物を選ぶ、というような昔話を聞いたことがあります。
想像力は大切だなぁとnoteでいろんな方の記事を読むことでも感じます。我が家は大学一年生の娘がいてなかなか友達ができない状況ですが、四年生の人たちは学校に行けないまま卒業していくことになるかもしれない。それぞれのやりきれなさを抱えながらの昨今です。誰が感染症で世界が混乱に陥ると予想したでしょうか。この文明社会にこんなに人の手に負えない病気がはやるとは。一寸先は闇です。
したきりすずめのお話には大きなお土産と小さなお土産を選ぶ場面がありました。大きなお土産にはガラクタが、小さなお土産には小判か何か入っているのでした。私たちは毎日いろんなことを選択して生きています。さて、どっち?
慎重に選んでいるようで、実は自分の意思とは関係なく決められた方を担いで歩き出すのかもしれません。
50代になるともっと賢くなって何でも分かってすらすら上手に生きられるはず、と思っていたら違いました。毎日新しい日がやってきて、それは全然基本問題じゃなくて応用問題ばっかりでこれまで蓄えてきた知恵をいくら振り絞っても太刀打ちできなくて必死であがくんだけど結局はなされるがままにここにいることしかできない。let it be...
きっと私より年長の方々も同じなのではないか、きっと生きている限り日々手探りでonly oneの道を進んでいくことになるんだろうなということがようやくわかってきた今日この頃です。
昨日までできなかったことがどんどんできるようになる赤ん坊のころから、何でもスポンジのように吸収する若いころを過ぎ、あれ?なんか無理がきかないなあと思い始める30代。少しずつ髪に白いものが混じったり目が遠くなったりと、変化し続けている。全く止まるということがないのです。
その歩き続けている道は誰かの道と似ているように見えたとしても誰の道とも違います。参考にはなっても真似してもうまくいきません。なかなか手強いですがどうせならその道を景色でも楽しみながら慌てず腐らず心に余裕をもって行っちゃいましょうとつらつら考えております。
今年も余すところあと10日。さて今日はどんな日になるのでしょうか。仕事に家事に。寒さに負けず元気に過ごしたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。
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