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何歳までサンタさんを信じていたか問題

だいたいサンタさんを疑うきっかけになるのはお手紙。字を書く年齢になって労いのメッセージを枕元に置いて寝る子どもはサンタさんへの質問を書き添える。クッキーとミルクと共に来てくれてありがとう、だけじゃなくてサンタさんの好きな食べ物はなんですか?と返事を求めたりする。

25日の朝起きて、

「サンタさん来た〜クッキーもミルクも無くなってる!プレゼントあるし良い子にしてたから来てくれたんだね!」

なんて言われるとこの夢がずっと醒めないと良いなと思う親心が翌年へのモチベーションになる。
だんだん知恵がついたり周りのませた友達からサンタさんなんていないと言われたりして疑い始めるんだけど。

サンタさんへの手紙の返事が悩みどころ。筆跡ですぐわかる。我が家の場合は姉に書いてもらったり苦慮?した。そうしてできるだけ夢を壊さないよう努めたものだ。結果末っ子は6年生まで騙され続けてくれた。

私は小学校3年生の時、商店街で母が赤い腕時計を買って自転車のカゴに隠してあるのに気づいてしまった可愛くない子だった。知らんぷりをしたか、追及したかは覚えていないんだけどその年からサンタさんは親がやってることを知った。

遅かれ早かれ夢は醒めるとして、クリスマスプレゼントを用意する親の愛に包まれて育ったことは幸せな思い出だ。成人して子どもを持つ娘さんとそのお相手へのプレゼントを毎年渡す友人もいて気恥ずかしいような暖まるような思いでその話を聞いた。

クリスマスは宗教行事なんだけどそんな堅いことを言わずに家族の楽しい思い出を作る機会として大切にするものいいものだと思う。今年は何年ぶりかにツリーを飾ってみた。

歳末助け合い募金を少しでもしてみよう。この寒い冬に誰かが笑顔になれるといいな。


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