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感激の富山旅デイ1

小学校の日本地理の時間に砺波平野はチューリップ栽培が盛んです、と教わって以来50年近く富山に行きたいと心のどこかにしまっていた願望に火をつけたのはインスタだった。

あさひ四重奏とも言われる雪山、桜、菜の花、チューリップが織りなすカラフルなその光景を今年こそ見に行くぞ、と2ヶ月前に計画を立てた。まだその頃は2月の寒い日で、春ってなに?桜って本当に咲くの?と思いながら日程を決めた。

人生における痛恨のミスと言うと大袈裟だけどGoogleマップで調べた時に砺波に行くには小松空港経由と出たんだ確かに。大して疑いもせず飛行機を予約してから富山空港があることを思い出した。バカバカバカ。1泊2日しかないのに時間と高速代を余分にお支払いすることになった。

いつかは行きたいと思っているところにはどんどん行っておかないと、と50代も後半に差し掛かると考えるもの。雨予報が曇りに変わり、小松空港に降り立ってレンタカーでまず内灘砂丘を目指す。写真が残ってないと言うことは曇天でそんなにいいのが撮れなさそうだったからね。残念。

次にいよいよ富山県に入って氷見漁港に立ち寄る。日本海の海の恵み。

何気に和歌山の漁港の事件など連想しつつ食堂で昼食。そのお味噌汁の美味しいことときたら大きなつみれやとれたてのお魚がわんさと入っていた。


ここから一気に東へ。入善町、朝日町の眺めを目指す。2時から太陽が出ると言う天気予報にあと10分でこの厚い雲が晴れるなどあり得ないと言いつつ車を走らせると5時から晴れ予想に変わる。明日に期待。

そしてにゅうぜんフラワーロードというのがこれまためちゃくちゃ狭い海沿いの農道の突き当たりにあって寒風もありキツかった。なんとかチューリップの写真を撮ることはできたけどたくさんの観光の車が来たらすれ違うことも難しい。

周りの状況からして四重奏の桜も終わっていると知りつつ、朝日町に向かった。それでも舟川沿いの景色は良くて、娘は満開の時期に再訪すると言う。

あの山の手前の緑が桜並木。お天気と開花時期に恵まれないと会心の一枚は撮れない。

宿に向かう前にインスタで見つけたケーキ屋さんにどうしても寄りたいと言う娘の情報にハズレがないのを私は経験上知っている。どんな広告よりインスタは精度が高い、気がする…

富山市内の少し行きにくい場所にそのお店はあって、店構えからイケてる感じがした。

そしてお店の方に許可を得て撮影した商品がこちら。

私の住んでいる町の行きつけのケーキ屋さんをはるかに凌駕し、なんなら先日行った丸の内の世界標準のスイーツと比肩するクオリティと価格。すべて一から手作りと自信満々。ケーキとチョコレートを少し買って宿に持ち帰る。富山、恐るべし。

念願のチューリップの砺波に程近い庄川峡の温泉宿がまた素晴らしくて、楽天トラベルで評価がよかったので選んだのだけど間違いなかった。

旅館の夕食が私には重くて、朝食のみ付けることにしている。ホテルの方が好きだったのに旅館の良さを再認識するこの頃。出迎えてくださった方、お布団を敷きにきてくださった方、給仕してくださった方、皆様大変感じが良かった。さらにインテリアも落ち着いてゆとりがあり品良い和モダン。朝早く起きて出てきた疲れがすっかり癒された。
翌日の天気に期待してケーキをいただき休んだ。

明日はデイ2について書きます。皆様良い日曜日をお過ごしください。

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