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ピアノを習って一年経ちました。

いよいよ師走になりました。ちょうど去年の今頃、思い立ってネットで探したピアノ教室に通いはじめたのでした。冬ごもりの楽しみにと思って。習うのは小学生の時以来でしたから随分なブランクでしたが、三人の子どもたちのレッスンについて行っているうちに自分が習っていた時よりピアノが好きになっていました。

この一年で教わったのは

①ハノン 1〜24,  音階39 アルペジオ41

②ツェルニー30番 1~12

③曲 ベートーヴェン 月光一楽章 

   悲愴二楽章

   ショパンワルツ64‐2

今教わっているのが同じくショパンワルツ34‐2。この季節にぴったりのしみいる曲です。華麗なる円舞曲とも呼ばれている、ショパン自身もお気に入りだったといわれている名曲です。技術的には難易度は高くないのにとても素敵なワルツです。

先日のレッスンでは先生に最近弾き方が変わってきましたね、とお褒めの言葉をいただきました。長時間は練習していませんが

・必ず毎日ピアノに向かうこと
・レッスンの日は帰ってすぐに教わったことをおさらいすること
・意味を考えて弾くこと
・必ず毎週質問を一つは考えていくこと
・毎週のレッスンをほかのことより優先すること

などを心がけて大人のピアノを楽しんでいます。

ピアノのいいところは家で一人で楽しめること。コロナ禍で楽器の売れ行きが伸びていると新聞にも出ていましたから同じことを考えている人は多いようです。ツツマシイごきげんママ♡は家族がテレワークやオンライン授業のときはサイレント機能を駆使して練習に励んでいます。

高校生の時に芸術の選択で真っ先に候補から外していた音楽。絵心もないので美術もパス、苦し紛れに書道を選択していましたっけ。それが人生後半音楽がこれほど自分の生活に彩を添えてくれるものになるとは人生わからないものですね。

先日、子どもが今日は暇と言うので思い立って二人でスタインウェイのピアノを借りられるスタジオに出向きました。レベルの違いはあれこそ二人共通の趣味がピアノなのです。三女は4歳から習いはじめて18歳の今まで14年間続けています。ごきげんパパ♡も子どものころピアノを習って三回でやめたというので夫婦の遺伝子に音楽はないはずですが、この子だけラッキーなことに神様から絶対音感を授けられたようです。この日ショパンのバラードやスケルツォ、ベートーヴェンの熱情やテンペストをリクエストして弾いてもらいました。最後に私も練習した曲をあれこれ弾いてよいひと時を過ごすことができました。

私はもともと器用ではないのでコツコツ練習するよりありません。でもこのレベルなりに慰めになる趣味に出会えたことは幸運だったと思います。子育て真っ最中には想像もできなかった穏やかな日がやってきました。人生の秋です。次はバッハのインベンションを弾いてみたいと考え中。

明日は今日より少しだけ素敵な自分になっているといいな。

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