見出し画像

劇団四季『アラジン』が私の中では過去一だった件

2月に『アナ雪』を観に行った帰りにあまりにそのクオリティの高さに興奮冷めやらず、次は『アラジン』を観たい!と即座に予約。それから5ヶ月が夢のように飛び去ってゆき、七夕の日、ごきげんパパ♡と三女とカレッタ汐留に観劇にいき、また感激して帰ってきました。

劇団四季の作品は『Cats』『美女と野獣』『ライオンキング』『バケモノの子』『リトルマーメイド』など観たことがあるのですが、今作が群を抜いてよかったように感じました。

まず席について感じたことはステージの小ささ。劇場のどこから観てもそれほど遠くないくらいこじんまりしていて、あの壮大なアラブの町をこのステージでどう展開するのかと始まりを待ちました。

ジーニーの1人語りから始まるのですが、この日の配役を見ると

韓盛治さんという方のようです。この方のアドリブなのか台本があるのかわからないようなセリフがテンポ良くてあっという間に持っていかれます。群舞のシーンが大好きなのですが、ジーニーのソロの部分も負けず劣らず見応えあり。

そこからは秀逸な大道具のお仕事のおかげで砂漠やアラブの町や王宮が小さなステージに出現しては場面が切り替わって世界観を作り出していきます。圧巻は洞窟の煌びやかなこと。これこそ夢の世界です。

映画で聞き覚えのある音楽もミュージカル仕立てに編曲されて間違いのない歌唱力に裏打ちされていてさすがは劇団四季。外の暑さを吹き飛ばす笑いの渦が沸き起こります。小さなお子さんたちもぐずるどころか歓声を上げて集中して楽しんでいる様子。

チケットは正直お安くなくて、家族3人で行くと我が家には豪遊と言ってよい娯楽ですが、周りのお客さんたちの中にはリピートされている人も多数いらっしゃるようで、手拍子も先刻からご承知のよう。私も他のキャストの回も見てみたいし、韓さんバージョンもまた繰り返し見たい。すっかり虜になりました。

あんなに強くてチャーミングなジーニーが手に入れたかったもの、それは「自由」。そのメッセージも心に刺さりました。

カーテンコールも何度も拍手と声援に応えて行われて本当に楽しさが凝縮した時間。大満足です。

終わった頃には我々の空腹もピークに達し、カレッタの中にあるタイ料理のお店に入ってみました。内装も凝っていてお店の人は皆さんタイ人でお料理が期待以上。汐留に詳しい人に後から聞くとタイ人のお客様にも人気のレストランとのこと。

観劇の後に良かったらいらしてみてください。むさぼり食べたので写真は残っていませんが、ココナツミルクのスープとグリーンカレーの炒飯とパッタイとココナッツアイス、いずれも絶品でございました。

では本日も暑さに気をつけて元気に過ごしましょう。行ってらっしゃい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?