見出し画像

登山の日に千畳敷カールから登山

去年も10月初めに駒ヶ岳ロープウェイで千畳敷カールに行った記事を書いた。


この時は次女と行った。今年は三女が行きたいと言いまさかの2年連続紅葉の眼福に与るとは予想だにしなかった。

千畳敷カールは中央自動車道の駒ヶ根インターで降りてすぐの駐車場に車を停めてバスで30分、ロープウェイ7分と乗り継いだところにある、氷河時代に浸食作用で抉り取られた珍しい形状の観光名所。

山道が狭いのでマイカー規制が敷かれてここからはバス。朝4時半起床、5時に家を出て8時半にバスに乗り込んだ。

日本一長くて、高いところに連れて行ってくれるロープウェイで楽々到着した。ロープウェイの係の方がなかなか面白いアナウンスをなさって、昨日は年に五本の指に入る晴天とのこと、年に何度そのフレーズを使われるのか、多少気になりつつも心は逸る。去年来た時は一面の霧だった。さて今年は?

いかがでしょうか。ロープウェイを降りた途端この景色、この青空。反対側には遠く富士山も拝めるではないか。


日頃の行いはさほど良くも悪くもないのに人生の運をここで使い果たしたかのような天気。

千畳敷カールには40分ほどでぐるっと一周回れる遊歩道があって、実はそれも岩でゴツゴツしていて少し歩きづらい。去年はそれを満喫した。それしかないと思っていたので。

ところが姪からそこからの登山が素晴らしく、さほど大変でもないと聞き齧った。三女がぜひ登ろうと言う。5年ほど前に買ったたいそうな登山靴の出番だ。日本中どの山でも登れると言うそのドイツ製の登山靴のせいで、初級登山に何度挑戦しただろう。運動音痴の私が。

登山計画書なるものをポストに投函して、神社にお参りして、いざ岩場を登っていく。


先ほどの山小屋が小さくなっていく。登れど登れど岩。足元に細心の注意を払って1時間はかけて登り切った。下りのことは考えないようにした。

やったー着いた!その名も浄土。

そこにはこのような景色が広がる。

同行者は浄土で昼寝を決め込む。あの先の木曽駒ヶ岳まで登れそうと思ったけど勇気ある撤退。帰りのロープウェイ17時最終に急いで降りるのは避けたかった。

宝剣山の頂上ですごいものを見てしまった。

そこに立つ?命知らず〜

私たちはホットミルクでホッとしたり雷鳥のTシャツを記念に買ったりほんわか登山。

それで下る元気が出た!
えっちらおっちら時には尻餅をつきつつ遊歩道まで時間をかけておりた。子どもが登りたいと言ったら極限まで頑張ってしまうのがお母さんなのですね。

遊歩道に降りて去年休憩した池を目指すとなんと全く水がない。今年は酷暑で雨が少なくて紅葉が今ひとつと聞いてはいたがまさか池が干上がっているとは。

それでも紅葉は十分楽しめた。

ホットドッグとりんごジュースとお約束のソフトクリームで疲れを癒して元来たロープウェイで下山。お隣では今日山で意気投合したらしい私世代のカップル?が楽しそうに次の山行きの約束など取り交わされていて、それぞれ楽しい山の一日だったようだ。去年より進化した千畳敷の過ごし方ができた。

QRコードを読み込んでアンケートに答えるとこんなに素敵なポストカードをいただけました!いらっしゃる方はぜひ。

今日はこちらは雨模様。皆様どうぞ良い週の中日をお過ごしください。

この記事が参加している募集

今日やったこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?