Marié

関西生まれ関西育ち・上京3年目・東京で働いています・<趣味>カフェ喫茶店巡り、自転車・…

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関西生まれ関西育ち・上京3年目・東京で働いています・<趣味>カフェ喫茶店巡り、自転車・<落ち着く場所>関西:京都コーヒーハウス マキ 関東:上野ギャラン

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【読書_感想✍️】『やなせたかし 明日をひらく言葉』

アンパンマンの作者である やなせたかせさんの本。 代表的な言葉が抜粋して紹介されていて またやなせさんが自分の半生も語っています。 なぜ子供たちがアンパンマンに 一時期夢中になるのか? ということを ずっと疑問に思ってきました。 今回この本を読んで その謎が少しわかった気がします。 子供はよく物事がみえます。 やなせたかしさんが 本気で子供達に問いかけている物語だから ある意味人間世界に馴染んでいない 一時期の子供たちに 人気があるのではないかと思いました。 子供たちはア

    • 映画『花束みたいな恋をした』を観て

      すごくリアルな話をエンターテイメントとして 観られているのがすごいなと思った。脚本としての構成力がすごい。 私たちの世代のことを描いていて、本当にあった怖い話のように 本当によくある話なんだろう。他に観たという友達の中にも 自分のことを言われている映画なのかと思ったと言っている子が多かった。 私は東京出身ではないから、良くも悪くも自分のことを比べる自我が 大学生の頃にはなかった。居酒屋でぐだぐだする時間や、 先に社会で疲れている大人を見て、自分もこうなってしまう

      • 【読書_感想✍️】『あのこは貴族』山内マリコ

        東京の上流階級出身の女性と 田舎から東京に出てきた女性の物語。 映画を観た友達におすすめされて読みました。 東京で出会って本当によく遊ぶ友達は 私と境遇が似ています。 田舎から進学、就職を理由に東京に出てきた子で 東京っぽいきらきらしたところに 一緒に行くのが楽しいし、 逆に2人とも疲れている時は 東京の人の多さから逃れて ゆったりした時間を一緒に過ごします。 同じ境遇が親しみやすい価値観を生んでいるのでしょう。 小説の中の田舎出身の女性は 大学から東京に出てきて、上流階

        • 【読書_感想✍️】『今日もふたり、スキップで』ものすごい愛

          ものすごい愛さんが 愛する旦那さんとの日々の暮らしを綴っている本。 名前の通り、読むとものすごい愛を感じます。 ものすごい愛さんの本は読むのは2冊目なのですが、 旦那さん含めて周りの人への 愛や幸せを包み隠さず 表現しているところがとても好きです。 おそらくものすごい愛や幸せが さらに愛や幸せを呼び寄せている気がします。 このエッセイでは 特に有名人に会うわけでも 凝った丁寧な暮らしがあるわけでもなく 多くの人にあるであろう なんの変哲もないいつもの日々が描かれています。

        【読書_感想✍️】『やなせたかし 明日をひらく言葉』

        • 映画『花束みたいな恋をした』を観て

        • 【読書_感想✍️】『あのこは貴族』山内マリコ

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          【読書_感想✍️】『100分de名著 プルデューディスタンクシオン』岸政彦 『失われた場を探して ロストジェネレーションの社会学』 メアリー・C・ブリントン

          社会学の本。 『ディスタンクシオン』で取り上げられているテーマは なぜ人はこの趣味を選んだのか。 『失われた場を探して』で取り上げられているテーマは なぜ人(特に若い人)はこの仕事を選んだのか。 選ぶに至った社会的階層や状況を説明しています。 これらの本の中で 教育レベルや仕事の種類、収入レベルで 得られる環境や資本、 当たり前と思う価値観は変わり、 それによって本人の行動や結果は変わってくると 書かれています。 書いてある事例は、 自分の実感で得られるものもあれば 想像する

          【読書_感想✍️】『100分de名著 プルデューディスタンクシオン』岸政彦 『失われた場を探して ロストジェネレーションの社会学』 メアリー・C・ブリントン

          【読書_感想✍️】『週刊文春編集長の仕事術』新谷学

          週刊文春編集長の本。 私はゴシップが好きなので どのように週刊文春の記事が作られているのかを 知りたくて読んでみました。 一番印象に残ったのは、 「記事の見出しは酒の肴になるように考える」 その記事を読んで 居酒屋で憂さ晴らしをする人を想像して 作るらしいです。 プライバシーとか倫理観とか そんな建前は置いておいて 他の人が隠していることを知って 周りと話したいという 気持ちがある人はいると思います。 いわゆる文春砲が出た後の 社会的制裁は本当にひどいですが、 それはその後の

          【読書_感想✍️】『週刊文春編集長の仕事術』新谷学

          【読書_感想✍️】『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林正恭

          『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林正恭 オードリーの若林さんが キューバ、モンゴル、アイスランド旅行中に 感じたことをまとめたエッセイ。 本の冒頭と最後に 旅行の動機や旅が終わって感じたことが書いてあり、 それらの部分が特に、 若林さんのラジオはあまり聞いたことはないですが、 今ラジオで若林さんに若林さんの内面を 打ち明けられているような気分になりました。 旅行の醍醐味は、知らない世界を 知ることができることだと思います。 また知らない世界を知って自分のいる世

          【読書_感想✍️】『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林正恭

          【読書_感想✍️】『日本の異国 在日外国人の知られざる日常』室橋 裕和

          この本の中では国籍、民族で集まって 東京に住む外国人のコミュニティの紹介や そこに住む人々の暮らしなどを紹介しています。 本を読んでみて一番思ったことが、 東京にある外国人のコミュニティの多さです。 たしかに東京に住み始めて、 飲食店で外国の方を見ることが多くなったな と感じていましたが、 生活を営む外国の方々を意識したことが 私にはなかったです。 私の住んでいるところもネパールの方が多い地域と 紹介されていてびっくりしました。 神戸や横浜のチャイナタウンのような お客さん

          【読書_感想✍️】『日本の異国 在日外国人の知られざる日常』室橋 裕和

          【読書_感想✍️】『武器としての交渉思考』瀧本 哲史

          京都大学で教鞭も取っていた瀧本先生の本。 日本の学校ではあまり教えられない 交渉について 詳しく書かれています。 この本を読んでおもしろいなと思った部分は、 人間の不完全な部分も 考慮に入れて書かれていることです。 交渉する際に合理的な人の場合と、 感情や名誉などで判断する 非合理的な人の場合、と場合分けされていました。 この本を読むまで 交渉というとどこか合理的な言葉に聞こえていました。 物質の摩擦や抵抗もない 物理の実験のような 無菌状態の人間を動かす術だと思っていました

          【読書_感想✍️】『武器としての交渉思考』瀧本 哲史

          【読書_感想✍️】『自分の運命に楯を突け』岡本太郎 構成・監修平野暁臣

          岡本太郎さんが週刊誌で若者の悩み相談に乗って 回答した内容を再編集した本。 生きることについて テーマごとに岡本太郎さんの意見が書かれています。 最近、太陽の塔を観に行きました。 インスタ映えを狙う 若い人たちがたくさんいました。 原色で躍動感に溢れる展示は 元気がもらえる空間で、 到底昔に作られたとは思えないものでした。 この本も太陽の塔と同じく 価値が変わらない本質を伝えています。 若者が持つ悩みが 普遍的であるということはあるかもしれませんが、 彼らが悩みを持つ持たな

          【読書_感想✍️】『自分の運命に楯を突け』岡本太郎 構成・監修平野暁臣

          【読書_感想✍️】『おちゃめに100歳!寂聴さん』瀬尾まなほ

          瀬戸内寂聴さんの秘書の方が書かれた本です。 瀬戸内寂聴さんと秘書のまなほさんは 66歳年が離れています。 価値観がまったく違う中で2人が 毎日のささいな出来事に笑ったり怒ったりして 日々を過ごしている姿にほくほくしながら読みました。 毎日に喜怒哀楽があるのは 出来事を起こしてくれる人がいて、 その人のことを信じているからだと思います。 秘書としてまなほさんが来てから、 少しずつお互いに信頼関係を築いていき、 信じることで生まれた日々のおもしろさだと感じました。 寂聴さんは

          【読書_感想✍️】『おちゃめに100歳!寂聴さん』瀬尾まなほ

          【読書_感想✍️】『世界は夢組と叶え組でできている』 桜林直子

          クッキー屋さんSAC about cookiesを 経営している サクちゃんこと桜林直子さんの本。 Twitterのツイートやnoteなど、 彼女の思想や言葉がとても好きで、 以前彼女のイベントに行って 本人の話を直接聞くことができたのは とてもうれしかった出来事でした。 https://corklab-fes.com 今回彼女の考えがまとまって 本になったいうことで読んでみました。 本を読む前から彼女の話は インターネットで 色々見聞きしていたつもりでしたが、 本で一文字

          【読書_感想✍️】『世界は夢組と叶え組でできている』 桜林直子

          【読書_感想✍️】『100分 de 名著 スピノザ エチカ』 國分功一郎

          NHKで放送されている 「100分 de 名著」という番組のテキストです。 哲学者の國分先生が、スピノザの思想を 4つの回(善悪、本質、自由、真理) に分けて解説しています。 お友達に会った際に、 最近の考え方の礎になっている本で、 ぜひ読んでほしいとおすすめしてくれました。 この本では哲学書を わかりやすいレベルまで 優しく説明してくれています。 要素だけ理解することができる 「すべては神である」など 哲学的な概念について 解説の前後で読者を気遣う言葉が入っており、 哲学を

          【読書_感想✍️】『100分 de 名著 スピノザ エチカ』 國分功一郎

          【読書_感想✍️】『僕の音楽キャリア全部話します』 松任谷正隆

          作曲家や音楽プロデュースなど さまざまなキャリアを持つ 松任谷さんの本。 音楽に関する自身のキャリアについて 松任谷さんがインタビュー形式に 答える形で明らかにしています。 年末年始の紅白で ユーミンの曲に感動しすぎて 図書館で借りました。 この本を読んでわかったことは、 いわゆる名曲をつくっている人は ずっと音楽をつくっているということです。 彼らを有名にした、 誰もが口ずさめる曲の 何倍もの数の曲を つくってきたことがわかりました。 松任谷さんによると ”このアルバムは売

          【読書_感想✍️】『僕の音楽キャリア全部話します』 松任谷正隆

          【読書_感想✍️】『アタマのやわらかさの原理。』 松永光弘

          『広告コピーってこう書くんだ!読本』など、 広告、デザイン、 クリエイティブをテーマとした本の 編集を担当している松永光弘さんの著作。 数々のクリエイターと相対する中で、 彼らがもつ、 アタマのやわらかさの共通項を 紹介しています。 会社のライブラリーで 装丁がシンプルでかっこよく手に取りました。 この本を紹介するページでは <本書はこんな人におすすめです> * 自分にはひらめきがないから、創造的になれないと感じている人 * ちょっと変わったものの見方ができるようになりたい人

          【読書_感想✍️】『アタマのやわらかさの原理。』 松永光弘

          【読書_感想✍️】『モリス商会 装飾における革命』 マイケル・パリー 藤田治彦監訳

          19世紀のイギリスの詩人であり、 モダンデザインの父と 呼ばれているウィリアム・モリスが 設立したモリス商会のデザインを 紹介している本。 モリス紹介が興した商品が どのように世界に影響を 与えたのかを解説しています。 本の装丁がきれいだなと思い、 図書館で借りました。 ウィリアム・モリスという言葉自体、 民芸、柳宗悦、というキーワードの関連で 知っている程度でした。 調べてみると、 彼のアーツアンドクラフツ運動が フランスのアール・ヌーヴォー、 日本の柳宗悦の民芸運動に つ

          【読書_感想✍️】『モリス商会 装飾における革命』 マイケル・パリー 藤田治彦監訳