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初めて長生きしたくなった18歳
(能登地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。)
あけましておめでとうございます。
れいです。
ヘッダーの写真は、昨日、元旦の朝に近くの歩道橋から撮った夜明けです。
(最近はキタニタツヤさんの「青のすみか」にハマっていますが)
青い空って、本当に美しいですよね……!
さて、書き初めnoteということで、今年の抱負を書きたい!と思った時に、心に浮かんだのは3週間ほど前の出来事でした。
出来事と言っても何かイベントがあったわけではなく、ただ心境の変化がやってきただけです。
ですが、その日から今日まで、私は日に日に自分の内面の壁がうろこのように剥がれて更新されていくのを実感しています。
その心境の変化とは、この記事のタイトルです。
以前にも少し書きましたが、私はちょっとしたことに心が揺れてしまったり自分をないがしろにして空回りすることが多くて、HSPやINFJといったワードにもピンとくるようなタイプです。
そして、入学と同時にコロナで休校になった高校一年生の頃から、ずっと「生きづらさ」をこじらせていました。
自分の頑張りを自分で認められない、というところから始まった負のループ。
自分はいても迷惑ばかりかけてしまう。
この先生きていく希望がない。
そんなふうに思っていました。
「考えすぎだよ」
という言葉に何度も出会いました。
でも、どうしても考えてしまって、不安でぐるぐるしてしまう日々。
けれども、いろいろな本を読んだり、映画を見たり、勉強したり、人と関わった積み重ねは、ちゃんと私の中に残っていました。
私は、自分の生きる目標に気づいたんです。
それは、「賢い人」になるということ。
私が、記憶のある限りの過去を振り返って自分のモチベーションの源を考え続けた結果、あらわれてきたのは「賢さへの憧れ」でした。
初めは、最も身近な年長者である親でした。
親が書き物をしたり大人の語彙で話している様子に憧れて、必死で真似をしていた幼少期。
小学校に上がると紫式部やマリーキュリーなど、自らの知性で人生を切り開いていった多くの女性に感銘を受けました。
中学、高校と進むにつれて、より現実の勉強にも魅力を感じるようになりました。
そして、大学生の今、深い人間性を持つ先生方と利発な仲間に囲まれて学びを続けられる悦びをひしひしと感じています。
これまで、過去を振り返るときはたいてい自分の失敗や辛い人間関係が浮かんできてなかなか結論に辿り着けませんでした。
ですが、こうして自分が何にときめくのかがはっきりとわかり、人生の指針に迫ることができて、一気に見方が変わりました。
過去を愛を持って手放す、ということに一歩近づけたのではないかと思っています。
そして、何より大きな心の変化が、「長生きしたい」と思えるようになったことです。
まだまだやるべきことがあるのだから、早々には死ねない、と生きることに前向きになりつつある自分に少し驚いてもいます。
「あなたたちが大人になる頃には世界はもっとボロボロで生きづらくなってるよ」と先生や大人に言われ続けてきたけれど、私はそれでも未来には希望があると思います。
迷惑をかけないで生きていける人はいないし、理想の自分になれなくて辛いこともあるけれど、私は自分の知性を磨いていきたい。
そして誰かの役に立って、しわしわのおばあちゃんになっても目だけはキラキラと輝かせていたい。
そんなふうに思います。
これからも色々あると思うけれど、一つ一つ乗り越えて、この大きな目標に向かって頑張ります。
今年もどうぞよろしくお願いします。
2024/01/02
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