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休業は生活の破壊を意味する。それを理解したうえでの結論です。

昨日、Twitter上で告知をいたしましたが、マリーシェル占い館コピス吉祥寺店は本日から臨時休業し、アトレ秋葉原店においても明日から臨時休業となります。

休業期間中にマリーシェルとして、臨時対面イベント等を行う予定もございません。

今月、ご予約いただいた方には誠に申し訳ございませんが、Uranow(ウラナーウ)およびウラナッテを通して、鑑定サービスをご利用いただければ幸いです。

Uranow(ウラナーウ)  https://app.uranow.me/

弊社としての考えをここで書かせていただきます。今回の処置に関しては、緊急事態宣言云々の問題ではなく、コロナ感染が落ち着くまでは占い館の臨時休業を行う意向を先月から施設側とは話を進めておりました。

弊社占い館に関しては、ご利用者の方にはお分かりいただけますが、一般の方が想像されるような占い館と異なり、かなり開放的な空間の作りであり、密室でもなければ、密集空間でもありません。ただし占いというサービスの性質上、密接して会話する状況になります。コロナ感染においては飛沫感染が確認されている以上は、2つの密が当てはまらないからといって、密接してサービスを提供する以上はリスクを伴うということ。また、弊社の占い館まで来るまでには、電車やバス等の公共交通機関を利用し、占い師もお客様もお越しになる以上は、そうした場所での感染リスクも伴うことで、占い師およびお客様を危険にさらしている状況には変わりありません。一緒に働く占い師をそういった状況に置かせたまま、継続して店を運営していくことには抵抗感を覚えました。もし占い師に感染者が出たら、占い師の家族には申し訳が立ちません。そして本来は占いで人を幸せに導くはずが、不幸を生んでしまうことになると考えると、なんとも言えない気持ちになります。

また、私も含め花粉症持ちの占い師が応対することは、お客様側のいらぬ不安を招くことにつながり、占い師自身がどんなにパフォーマンスを発揮しても、受け取り手側のお客様が別に意識を取られる状況下においては、最大限の効果を発揮できるようにはならないとも感じました。弊社が考えるパーフェクトなサービスを提供できない以上は、続けるべきではないのではないか、日に日にそうした思いが強くなってきておりました。

かといって、占い師にも生活があり、占いだけで生活する人にとっては、休業は死亡宣告と一緒だという認識も持っています。幸いなことに弊社では、対面占い館に変わる、アプリサービスを運営していることから、一時的に状況が収まるまで占い師の収入の確保をできる環境は存在します。だからといって、対面の鑑定士がそれまでと同じ収入を得られる保証はない。それを考えると、どっちを選択するにせよ、自分の選択が正しかったとははっきりとはいえない状況ですし、そこで生じた結果の責任はすべて私にあります。

ひとつだけ言えるのは、命が一番大事であるということ。
そして、ここでいう命は、私の命や会社の命ということではなく、一緒に働く占い師、利用されるお客様、スタッフを含めた全員の命の安全を優先して考えなければならないということ。また、私は会社の代表であるとともに、一占い師でもあります。占いとはある意味お客様の人生に影響を与える側面があり、人生を扱うという仕事である以上、お客様の命を最優先に考えるという判断をすべきだろう、これが私の結論です。

これが正しいかどうかはわかりません。それぞれの状況や立場において異なるでしょうし、それで被害を被る方には申し訳ないとしかいいようがありません。


先月から休業という方向でこれまで調整を進め、施設側の臨時休業タイミングと重なった本日が最後の日となります。

現時点では、休業期間のお尻が見えているわけではありません。当面5月6日までの約1か月となっていますが、これが伸びるかもしれません。どんなに期間が延びようとも、占い館をそのまま閉館させることはありませんし、マリーシェル自体が崩れることはありません。

再開できる日には、マリーシェル占い館は依然と同じ姿でお客様をお出迎えしようと思います。それまではお客様にはご不便、ご心配をおかけいたしますが、Uranow(ウラナーウ)等から弊社サービスをご利用いただければ幸いです。

チャット占いUranow(ウラナーウ)、電話とチャットでウラナッテの占い師管理、マリーシェル占い館の運営を行っています。