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私がクレイをおすすめする理由

(写真:生後半年、乳児湿疹がひどかった頃の娘→1歳、綺麗な肌になった娘)

便利なホワイトカオリン

子どもや自分の「あせも」で悩んでいるというママ友さんたちに、白クレイ(ホワイトカオリン)を試してもらいました。

お子さんのあせもや思春期ニキビだけではなく、長年悩んできたママ自身の皮膚トラブルの改善という喜ばしい報告もいただきました。

私とクレイの出会いは3年前で、すぐにその面白さの虜となりました。クレイには色々な種類や使い方がありますが、まずは手軽に、ホワイトカオリンを「粉のまま」使うことをおすすめしています。

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ガラス製のスパイスボトルに入れておくと粉のまま気軽に使えます。

クレイを販売しているわけではないので、ホワイトカオリンファンが増えても私は儲かりませんが、ファンが増えるのは我が事のように嬉しいです。

なぜかというと・・・が今回の本題です。

ステロイドと体の働き


乳児湿疹や脂漏性湿疹、あせもなどの皮膚トラブルに対し、医療機関でステロイドが処方されることは珍しくありません。

ステロイドは一般的な治療薬ですが、中にはステロイドの効果が薄れてきたり、塗っても改善しないといった経験をする人もいます。

ここでステロイドの是非について議論するつもりはありませんが、様々な視点から「体の働き」について考える時、その投薬は本当に必要?と疑問を抱くことがあります。

子どもたちの乳児湿疹がひどかった頃


子どもの湿疹に関して、周りはいろいろ言います。うちの子どもたちも乳児湿疹がひどく、通りすがりの人(大概は年配の女性)たちに「ひどい」「かわいそう」など言われることは珍しくありませんでした。

健診時の保健士さんに受診を勧めらて訪れた病院では「弱い薬だから」「うまく使えば大丈夫だから」などとステロイドの使用を勧められました。

子どもの湿疹は確かにひどかったけれど、それ以上に湿疹があってもかわいいと思っていました。あまりにひどいと言われすぎて、親である私への非難のように聞こえることもありました。

もし私の心が揺れて、その時に薬を使っていたら、これがステロイドの使い始めとなっていました。しかし、体の働きを考えると、ステロイドを使って湿疹を押さえ込んでしまってはもったいないのです。

さらに薬が手放せなくなったり、薬が効かなくなるようなことがあれば、大袈裟ではなくその子の人生を左右する問題になります。

乳児湿疹の働き


様々な説がありますが、乳児湿疹は親から受け継いだ不要なものを、体から排出するための必要な過程である、という説を私は採用しています。

乳児湿疹がアトピーへ移行する、と言うお医者さんもいますが、自然療法の考え方では、出す必要がある期間だけ出る一時的なものと考えます。

一般的に、赤ちゃんのほっぺに湿疹があると「かわいそう」と思われがちです。しかし、野口整体の知識を教えていただいている方に、「赤ちゃんのほっぺがつるつるで綺麗っていうのは思い込み」で「湿疹を出せる子は元気な子」だと、教えてもらいました。(体癖というものがあるので、誰もが通る道ではないようです。)

つまり、乳児湿疹は体の誤作動ではなく、期間限定の、体の正常な働きなのです。それを知らないままに、体の働きを妨げる薬を使っては勿体無いのです。

確かに湿疹は見た目が悪く、心配にもなります。ただ、赤ちゃんは湿疹自体が辛くても、湿疹に対する人の目が気になって辛い、ということはありません。この時期に辛いのは親であることが多いです。一方、成長すると、人の目が気になったり、実際に辛いのは、親よりも本人となります。

薬で解決するのも親心ですが、不要なものを出す力や治る力を信じて見守るのも親心です。

排出の適切なタイミングはいつか

体にとって不要なものが外に出口を求めているなら、外に出してあげなければいけません。では、その排出はいつが適切でしょうか?社会人になって仕事をしながら?人目が気になる思春期?集団生活が始まってから?赤ちゃんのうちに?

私は27歳の時にアトピーの症状がひどく出ました。結婚して親元を離れ、貯金もあり、仕事もひと段落した頃でした。子どももおらず、時間の自由もありました。つまり、治療方針について誰にも干渉されず、思う存分引きこもることができたのです。その時は辛かったけれど、振り返ってみれば、良いタイミングでデトックスができました。

成長の過程で、薬などで症状をこじらせている場合のデトックスは簡単にはいきません。余計なことをしていない幼いうちの方が、体への負担が少なく、期間も短く、湿疹の時期を終えることができます。

トラブル肌へのクレイ利用

自分や子どもの皮膚トラブルに直面していた頃には、クレイの存在も知りませんでした。もし当時クレイを知ったていたらどれだけ助かったかと想像するのみです。

治癒に時間がかかると、周囲からの声に心折れそうになることもあります。しかし、頼れる「何か」があれば、過剰な罪悪感や不安を感じずに済みます。

クレイを実際にアトピーに使った経験はありませんが、重要なのは、病名ではなく、症状や患部へのアプローチです。肌が敏感になっていることを考慮しながら、クレイを傷の手当て同様に使ってみるといいかもしれません。

傷やジュクジュクと湿った部分に粉のままのクレイをはたいたり、クレイを水で溶いて石鹸代わりに体を洗うこともできます。個人差があるので、注意は必要です。

私がクレイをおすすめする理由

医療機関で、薬を使わないと治らないし痕が残ると言われましたが、半年ほどの期間を経て、子どもたちの乳児湿疹はきれいに治りました。この間は、「イトオテルミー」という民間療法のみ時々利用し、湿疹がきえる時期が来るのを信じて待ちました。

うちの場合は、乳児湿疹はこじれることなく終了しました。しかし、そこでこじらせてしまって、成長してもアトピーで苦しむ人の話を聞く度に、思わずにいられません。

もし、その時の「ただの」乳児湿疹が、終わりの見えそうにないアトピーの始まりだったとしたら……その時に待てたら……ステロイド以外の選択肢を知っていたら……アトピーに苦しむ時間やエネルギーを他のことに使えたのではないか。まるで別の人生だったのではないかと。

それほどに、こじらせてしまったアトピーからの脱却は難しいのです。ですから、

ステロイドだけが唯一の手段ではないことを知ってほしい。
ステロイドを使う前に他の方法を試してほしい。
肌の悩みに縛られず、本来の人生を歩んでほしい。


それが私がクレイをおすすめする大きな理由です。

なぜクレイなのか

アトピーの対処法としていいものは、クレイ以外にもありますが、入手が難しい、特別な器具が必要、知識や手間も必要、費用面でもハードルが高い、というものが多いのが難点でした。

その点、クレイは手軽です。クレイにも、禁忌や注意事項はありますが、少量のホワイトカオリンを気になる部分にはたく程度なら問題はありません。効果を感じたら、徐々にクレイとの付き合いを広げていくこともできます。

今回は、ステロイドの使用は慎重に、という内容を記してきましたが、病院や薬が必要な場合もあります。使うのであれば、悪いものとしない意識も必要です。

シかし、ステロイドを出すお医者さんはたくさんいても、その使用を上手にやめさせらられる医師は少なく、脱ステロイドで悩む人が少なくないということを念頭におく必要があります。

クレイは肌の悩みを抱える人に力を貸してくれますが、ステロイドを使ってきた人は、慎重になる必要があります。体にとって異物と感じるものを出そうとする働きがクレイにはあるため、長期間の薬の使用経験がある人などは注意が必要です。


様々な目的に利用されるクレイですが、私が使っているものは、美容目的の化粧品として販売されているものです。注意事項を守りながら、なんか面白そう!という気軽な気持ちで始めていただけたら嬉しいです。


↓クレイのおすすめ



過去の自分の大人アトピーの経緯はこちらです。

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