2024/8/16 ”ねえ、おぼえてる?”気に入った絵本の話
台風が来るということで今日の英会話は延期。
とても大きな台風ということで、雨が強くなるたびに”ついに来るのか?ついに来たのか?”と身構えたけど、すぐ止んでを繰り返し、結果台風らしい台風は来なかったですね。良かった良かった。
そして、スーパーのお米売り場がどんどん空になっていってる・・・。
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台風が来る前に図書館に本を借りに行こうということに。読書感想文まだ終わっていないので。
本選びは息子に任せ、私は料理本のコーナーへ。先日友人が作ってくれたご飯が美味しすぎてちょっと料理に目覚めています。
すると息子が「これにしようかな!これ良くない?」と一冊の本を持ってきました。
”ねえ、おぼえてる?”
トップの写真に載せたものです。
ちょっぴり暗いタッチの絵本。
お母さんと息子が、”あの時のこと、覚えてる?””もちろん覚えてるよ、あの時ああなって、ああなっちゃったよね!”みたいな会話を繰り広げている。
私たち親子もしょっちゅう思い出話をしていて、私たちみたいだななんて読んでた。読んでたと言ってもほとんど文字はないので、小学3年生の読書感想文には向いていないのだけど。
2人の会話はベッドの中で行われているようで、常に暗い。
そして、お父さんの顔は眉毛だけで表情があまりわからない。
そしてある日の引っ越しの時の思い出話をする。お父さんは今までの家から手を振って見送っている。
新しい家にお父さんは居ない。
”このことも、いつか思い出にできるかな。
ぼくらは、きっと、こんなふうにいうんだ。
「ねえ、おぼえてる?あたらしい家にきて、ママとぼくのふたりだけでむかえた、はじめての朝を。
通りを走るバスの音がきこえて、むかいのパン屋さんから、いいにおいがしてさ。
街の上に、太陽がのぼってきたんだ。
まるで魔法みたいに”
私が息子と2人でこの家に住み始めた日のこと、私はもちろんのこと、息子もしっかり覚えていて、よく2人の思い出話に登場します。
まだテーブルも買ってなくて、りんご箱をひっくり返してテーブルにして、ホットモットで買ってきたお弁当を食べた。一見貧しく可哀想な感じに聞こえるかもしれないけど、あの時の私たちはとてもワクワクしていたし、ここからどんどんステップアップしていくからね!この思い出は絶対良いものになるし、この日のことを懐かしく思う日が必ず来るとママは確信してる!という話を何度もしたのを覚えてる。
購入したベッドが届き、せっせと1人で組み立て、完成したよと息子に見せたら大喜びでダイブして、頭をぶつけてコブができ、泣いた思い出も今なら微笑ましい。
最後のシーンは幸せそうに穏やかな雰囲気で眠っているのですが、引っ越しの日にお父さんが手渡していたクマのぬいぐるみをぎゅっと抱きしめているのが切ない・・・。
全体的に細かな描写はなく、文もほとんどないのですが、なんだが自分と息子に重なってしまい、切ないです。
良い絵本です。購入しちゃおうかな。
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読書感想文の本を借りに行ったのに、全く手につけぬまま1日終わりました。。。
息子も私に似て、最終日に慌ててやるタイプなんですよね。。。
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