似た者同士の私たち

コロナ禍の自粛期間中に私は

筋トレとマッサージを毎日続けました。

絵をいつも以上に沢山描きました。

ネットの世界をあてもなくさ迷いました。



そこで出会ったのは沢山の人、言葉。

面白い記事もたくさん読んだし
色んな人のブログやnoteを覗いた。

声を出して笑うぐらい面白い文章を書く方がいて
たくさん笑ったんだけど、
ユーモアは好きなんだけど、
それでも私はなにかもっと本質的な、ぐっと胸の奥を掴まれるような文章を好むようです。



戸田真琴さんという方の書く文章に出会えたのはほんとに偶然で
私にとって幸せな出来事でした。


彼女はAV女優なのだそう。
職業に貴賎などないのだと、思いたいけれど
AV女優という肩書きのインパクトはあまりにも強い。

そんな彼女の書く文章はとても清らかだと思いました。
時に力強く、温かく、懐が広い文章。
そして涙がでるほどに純度が高い言葉の羅列。
改行がほとんどなく文章が続いていくんですが
するんと心に入ってじわーっと温かくなるんです。
似た者同士の私たちは気付いたら好きになっている。。。



私はネットサーフィンが好きで色んな人の文章を読んできたんですけど
これは敵わないなと思ったのは戸田さんが始めてです。
恐らく誰にも影響を受けてないから透明度の高い文章です。
だから、クリエイターとしての彼女を応援したいと思いました。

彼女がこれからもAV女優を続けていきたいのなら応援するけれど
生きるために働いているのだなと、私は受け取ったから
だからクリエイターとしての彼女を応援したい。
本も買うつもりだし、彼女が製作した映像も見てみたい。


私も相当頑固な自信があるけれど
恐らく私の上をいく頑固さで、
ピュアで気高い彼女。
私たちはこのくそったれで美しい世の中を生きるのが下手くそだね。
でも、下手くそなりに生きなければね。