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■落ちたブレーカーの底に溜まっていた涙

💖熱量高めで
あなたを真反対の世界へお連れする💖

お手伝い心理カウンセラー・
マリチャンヌです。


わたしは現在、
心理カウンセリングを通して
心のボタンの掛け違いをゆるめてほぐし


未来を思い出すお手伝いという
お仕事をさせていただいています。


昔、高田純次を見ていると
自分を見ているようだと

よく思っていました。



出て来て10分くらい、
フル回転でやりたいことをやりきると


気が済んだのか、
いきなりスイッチがオフになり


「あとどうでもいい」と
言わんばかりの影の薄さ。



ほんとのところは、一切わかりません。



だけど、行動だけ見ると

『あれはわたしじゃないか・・』



あれでいいの?


うん、わたしは、純ちゃんが
小学校の時から好き!


そういうことだったのです・・・☆



今日は
「落ちたブレーカーの底に溜まっていた涙」
について書いてみようと思います。


よろしければ最後まで
お付き合いいただけると喜びます。



通っていた
心理カウンセリングの講座の初日のこと。


名前を使ったワーク中
非常にマズイことが起こりました。


組んだ相手の人が過剰なほどの愛想笑いを
返してくるのです。



その頃のわたしは
パブロフの犬癖が反射的に出ることに
やっと気づけるようになり

意識的に
それをやめる方向で暮らしていました。



その反動で余計嫌な気持ちになったんですね。


まだ初日。


多くの人が、長く握りしめた古い癖が
ぽろっと出やすい時期ではありました。



しかし、非常に長いワークであり
不本意だ・・と思いながら、そのうち
自分も仕方なく笑って受け答えしていました。


『なんて、歪んだ場にいるんだろう・・』


わたしのなかの社会性というブレーカーが
パン!と、落ちたのです。



「もう無理、助けて!
なにこのワーク・・地獄。おかしいんじゃないの?」


よその班はワイワイ楽しそう。



自分のいる班は、
私の死んだ目が伝染してしまったのか
誰もがお通夜のよう。



ごめんなさい
ごめんなさい!!



心が泣きそうですが、
わたしの顔は固まったまま。



罪悪感をぬぐいきれぬまま
翌月の遠足、となりました。



短い付き合いながら
眼差しの向こうにあるものが
誰とも違うなあ、と感じる同期がいました。



福岡タワーに向かう電車のなかで
わたしは一部始終を相談しました。



「それも含めてまりちゃんなのだから
諦めてしまおう。

あなたはそんな人なんだから・・」



肩の荷が降りたような、絶望したような
微妙な気持ちだったのを覚えています。



それからも、同じようなことは何度かあり

同じように焦り
同じように絶望する日々は続きました。



卒業後、わたしは心理カウンセラーになり
オープンカウンセリングをするように
なりました。



他人に会うということ自体が
苦行で
眠れない日がほとんどで



行きの電車、会場までの道
気楽な気持ちで出かけたことは
ほぼありませんでした。



ある日、わたしの通っていたクラスの
担当講師が
SNSに投稿していました。



「1点満点でいい」


思い出しました。


派遣の試食販売のバイトに行くため
どんよりした気持ちを持ちながら

最寄り駅までの道、

わたしは自分を励ましていた頃のこと。



「今日はロー。それが今の精一杯、満点!
それ以上がんばらなくてもいい」


ああ、あれと同じことか・・


『周りの輪を乱してはいけない

みんなが笑っているなら
わたしも楽しそうにしなくちゃ・・』


とても、そんな気分にはなれないよぉ・・

ポロリ本音が出たら
なんだか悲しくなってきました。


愛の悲しみです。


もういい
どうなってもいい


誰にも理解されなくてもいい


大事なことはそこじゃない


自分に押し付けられている自分が
かわいそうになりました。



もうやめる!


わたしのなかの小さいわたしは

やっと笑ってくれました。


安心のなかで眠るわたしに
わたしも柔らかい気持ちでもたれました。



ゆっくりゆっくり
一枚ずつ余計なものを下ろしていくことは


同調圧力という価値観から
距離が出来ていくことでもあります。


みんなと違っていてもいい。
そして、あまりに合わない人とは付き合わなくていい。


そして、同調圧力に見えたものが
必ずしもそうではない場合もあるんですよ。


安心のある思いやりが育っていくことで


愛想笑いの意識とは違う
思いやりからの笑顔が溢れるのかもしれませんね。



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