見出し画像

空気(社会課題)を見極め、解決に導くPR vol.4

こんにちは🐻
昼間はポカポカ陽気だったため、庭にIKEAのゴザ引いて読書をしました!

ここ1ヶ月は日光浴が趣味化しております...
では今日も始めます。引き続き、本からの学びです📗

おおやけに問題提示するPR戦法

PR戦略には6つの法則があるという。
今日は1つ目の「おおやけ」。

PR戦略は、空気をつくるが大事だと以前から言われているが、
空気をつくるためには、“現状“を把握すること、見極めることが必要
またPRにはソーシャルグッドといって、社会を良くしたり、社会課題解決(=ソリューション)がされているかが問われる。
社会課題をおおやけにして、ソーシャルグッドにつながるPR施策が大事とのこと。

社会問題を「おおやけ」に取り上げて、PRに成功した具体例を紹介します。

▼洗濯宣言をした、150万人のインドのお父さん
アリエールは、「Share The Load(シェア・ザ・ロード)」と名付けられた取り組みを実施。
“洗濯(家事負担)を夫婦でシェアしましょう“というメッセージを通して、お父さんの意識改革に成功した。
社会背景には、インドの女性の社会進出。
男性だけでなく女性の高学歴、高収入が増えたが、依然として家事を手伝わないままだった。

«話題性ある動画内容»
奥さんが掃除をし、姑たちがお話をしているシーンの中、旦那から「なんで洗濯してないの〜?」という言葉が入る。
その言葉に一斉に女性が振り返り、「なんで洗濯は女性だけの仕事なの」メッセージが入る。というものだ。

詳しくはこちらから。

家事(=洗濯)を手伝わないお父さんに焦点を当て、問題(=家事を手伝わない男性)をおおやけに提示する。第三者として視聴者に判断してもらい、当事者意識をもたせることが目的だと捉えられる

また話題ある動画は、SNSやWEBを軸にして公開して、メディアなど取り上げる中、アパレルともコラボをして、洗濯タグにもメッセージ入れた。
→”洗濯は男女関係なく出来る(can be washed Boss & Woman)”
結果として、お父さんたちの間で洗濯をしていかなきゃという意識に変わり、SNS上でも「#洗濯をします」と洗濯宣言をするムーブメントを起こせた。

▼マリメモ(PR視点にて)

・空気を見極めるには、社会的なグローバルな大きい問題と、ローカルな問題を同時に見ていくことが大事。社会的な課題は、世論の関心事でありインパクト有り。反対にローカルな問題は、企業内や地方、身近な問題で身内の問題。どちらも把握して、上手く掛け合わしながら、PR検討することが必要になってくると感じた。これがマクロ視点、ミクロ視点か?
→社会問題ばかり取り上げて、自社と何も関係性がなければPRとしてNG。

・現状を見つめて、自分で課題を見つけ出せることができれば、一からソリューションをつくることもできる。

・PR戦略に置いて、事実は大事なので、本当にそれが課題になってるのかを見極める能力も必要だと感じた。ネット世論なのか、本当に世論の関心事なのか。またそれは自社と関連付けることは可能か。上手くつながりや関連性を見つけ出すことは可能。

切り口の訓練としては、物事の反対はどうかな?って考えることがまず一歩かなと思う。アリエールの事例は「旦那が家事をしない〜」だけだとメッセージに欠けるため、反対に女性はどうか?と見た時に女性社会進出しててすごいね!という点を見つけ出せたことは、社会的にも企業的にも共通点を見いだせており、企業において解決できる道筋を立てることが出来る。

アリエールはPR戦略うまいなぁ〜!
洗剤は今度からアリエールを使おう!ふふ

これは昨日の分なので、また夜にも書きます_φ(・_・
一旦さようなら!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?