星に祈る
幼い頃はよく、寝る前に星にお祈りをした。
いまはすっかりそんな時間も、そんな気持ちの余裕も、星空もない。
あの頃の気持ちはどこへ。
変わってしまったことに、少し寂しくなってきた。
でも、いまは昔にはなかった大切なものがある、大切な時間が、大切な人が。
あの頃、想像しなかった今の生活が。
星に祈る、素直な心がなくなったわけではけしてない。
「どこに心を向けるか」がかわっただけ。
変わることは、わるいことではない。
何か、悲しいな、寂しいな、嫌だなって思うことがあったら、何がそう思う原因なのかとことん考えて、
それから、逆に、現状で良いことは何か、起こった嬉しい事は何か、幸せな瞬間は何かとことん考えてみる。
たくさん、今のいいところが見えてくる。
もしかして、幼い頃、星に祈ったことが、いま現実に叶っているということかもしれない。
わたしは、昔の自分も、今の自分も愛して生きていきます。
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