mariamour

パリ在住 私的詩人 アーティスト 精神を念写するためだけのArt work パリとノルマンディー地方のLyons la forêt などにて創作 パフォーマンスフォト 短編フィルムはartiste Morgane Rousseau と制作 ビジネスではありません

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パリ在住 私的詩人 アーティスト 精神を念写するためだけのArt work パリとノルマンディー地方のLyons la forêt などにて創作 パフォーマンスフォト 短編フィルムはartiste Morgane Rousseau と制作 ビジネスではありません

最近の記事

天使との格闘を終えて

大切な娘が太陽にもどっていきました 少しお休みしていました 別離と愛着は美しいけれど死の美しさは彼女を壷の中でなく全ての空間に存在させました 貴女はどこにでもいる 山頂を目指し水平線を超える勇気をくれました 貴女の居る場所ならわたしはどこへでも発てる強さを得ました

    • 靄のなかの点

      遠くへ消えていかないで 暖かさが 重さが 手を離れると 冷たくて 軽くて 孤独で 点が あなたの点が 消えていく Ne disparais pas Chaleur Le poids est Quand tu relâches ta main Du froid Lumière et solitaire Le point est Votre point est Disparaître

      • 永虚空遠

        わたしは怖い 好きなものが 逃れることのできない葛藤を生み出す積乱雲 わたしは怖い わたしの好きなことが 結局 空っぽなんだ みんな知ってるくせにj 'ai peur Ce que j'aime Cumulonimbus crée un conflit qui ne peut échapper j'ai peur Mon truc préféré Après tout C'est vide Tout le monde sait

        • 魂は蕾

          飛行機は去っていった 嵐のなか 拘束されるものの何ひとつない 自由は与えてくれる  想像のできない蕾を 永遠に 際限なく 魂は逃げていく 現実のなか 肉体を捨て ピンクの花びらを着て L'avion est parti Dans la tempête Il n'y a rien à être lié Vous donne la liberté Des bourgeons inimaginables éternellement Sans cesse L'âme s'enfui

          初夏の肌理

          墨色の夜が訪れると ぽつぽつと温やかな 乳白色の明かりを灯し 忘却の亡霊たちを 死の世界から浮き上がらせ 消し去られた’’生’’を 懐かしき故郷へと導く 現実の空白から逃れ 7月の旅に放たれた灰の玉たちは みずみずしい呼吸で目を醒ます 白昼の朝に 白いピアノが弾いている 初夏の肌理(きめ)を Quand une nuit noire vient Duveteux et chaud Allumez une lumière laiteuse Les fantômes de l

          初夏の肌理

          露の味

          ここにきてください 朝になってしまいます もう白い気配がそこに あなたの朝の露をください ここにきて この森に Venez ici C'est le matin, il y a un panneau blanc Donne-moi ta rosée du matin Venez ici Dans cette forêt

          わたしは

          わたしは夏の終わりのリンゴの木のよう 物悲しげで 酸っぱくて すこし冷たくて ライラックの揺れていた春を思いながら舞い落ちる時を止められずに歯を食いしばっている 幻想を破壊すれば現実は醜悪ではないのですか?Je suis comme un pommier à la fin de l'été Tristement Acide Un peu froid Je serre les dents avec un moment imparable quand je sens le

          わたしは

          糸杉

          ゆられゆられて青い国からあなたはきて この大地に細い根を生やし始めたとき 孤独の白い太陽を ほら煌びやかな波色の空がつつむ Secoue, secoue, viens d'un pays bleu Quand j'ai commencé à cultiver de fines racines sur cette terre Le soleil blanc solitaire Regarde, le magnifique ciel aux couleurs des vag

          あの門の前です

          もう四年かしら?この前お会いしてから いつかお会いしましたっけ? はい 午前の早い時間に たしか 夏至の 場所はどこでしたか? アルデンヌの森です お忘れになられた? 楡の白いピアノが軽やかな伴奏で朝露を作っていましたでしょう? 雲は渦を巻いてどこともなく世界に上がり虹色のアーチがお休みなさいとわたしたちを引き離しましたの Cela fait déjà quatre ans? Depuis que je t'ai rencontré la dernière foi

          あの門の前です

          コットンの浜辺にて

          コットンの浜は ひんやりと冷たく かさかさとしていて 日に焼けた肌が横たわるとフワッとお日様の香りが立ち 冷たく柔らかな花弁が 草いきれでいっぱいの部屋のなかで漂って 吐息とともに語られていく ポエジー Plage de coton Frais et froid Volumineux Quand la peau brûlée par le soleil se couche, l'odeur du soleil se lève Pétales froids et doux D

          コットンの浜辺にて

          閉じこもり

          あなたといたい 夏 どこでも ピクニックシートを広げたら ほら あっかな あなたといたい日だまり そしてまた今日も雨が降る森は  本の香りに満ちている 世界は変わった 熱を出しては生まれ変わっていく je veux être avec toi l‘été  Étendez la feuille de pique-nique n'importe où Tu vois? Je veux passer une journée avec toi Et en

          閉じこもり

          ロバオアシス

          どこか知らない場所にいた とても素敵なところ とても素敵な笑顔 でも傍らでは ロバがうつむいていた 雨に打たれながら 未来も知らず 今も知らず まるでわたしのように わたしは立っている その部屋のまえに 音楽が流れている 遠いモスクから 迷子

          ロバオアシス

          ロバオアシス

          白い砂漠の道は 霧雨に濡れていた 冷たい風が わたしを 包み 曇った窓に涙が流れた 水面の椰子は 小さくなにかを囁く 夜を 凍ったグレープフルーツの匂いがあたりにたちのぼり 燃える木は揺らめく身体を溶かし めまいにさそわれ わたしは

          ロバオアシス

          i am a bird in sparkling sky

          わたしはカゴのない鳥 自由と孤独をもっています だけれど永遠に飛べる長い羽根をもっています  Je suis un oiseau sans panier Ayez la liberté et la solitude Mais il a de longues ailes qui peuvent voler pour toujours

          i am a bird in sparkling sky

          桃空に消える染み

          桃色の空間 花々が投げられた空は わたしの体のように夏でいっぱい 数千の花弁があなたを抱きしめて しみを残して 何も残らないのに Espace rose Le ciel où les fleurs ont été jetées Plein d'été comme mon corps Des milliers de pétales vous étreignent Laissant des taches Il ne restait rien

          桃空に消える染み

          夜明けまえ

          おかえりなさい 苔むした石は オーブの香り ただいま 今日は白い動物園で お話をしてきたわ 狐たちと Nous saluons le retour Pierres moussues Parfum d'orbe je suis revenu Au zoo blanc aujourd'hui Je t'ai parlé Avec les renards

          夜明けまえ