今は思い出の中だけのお雛様です

こんにちは、まりあです。

3月3日、今日はひなまつりですね。
ひな祭りといえば母を思い出します。
幼い頃は、母がいつもお雛様を飾ってくれました。
小学生になってからは、妹と3人で飾りました。

小学生ぐらいになると3人官女だけ顔が微妙に違っているのに
気がつくようになりました。
他のお雛様と違ったのは、一度には買えなかった（予算的に）ので
3人官女だけ後から購入したために別の人形師作となったからでした。

母が子供の頃、お雛様が欲しかったけど経済的に無理だったので
女の子が生まれたら、是非とも飾ってあげたかった。
だから無理して購入した。
と言っていました。
親ってありがたいですよね。

そんな実家のひな壇は5段でした。
5段だと雛道具までで従者やカゴ、御所車はありません。
ひな壇は、7段飾りが基本ですから
多分、予算が足りずに5段飾りを選んだのでしょうね。

でも、実家のお雛様は素敵でしたよ。
なんと言ってもお顔が美しかったです。

そのお雛様も両親が亡くなって、家を処分するときに
私の家も妹の家にもお雛様を置くスペースがなかったため
やむなく処分してしまいました。
なので、今は私と妹の思い出の中だけのお雛様となりました。

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