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人のために人事を尽くす 〜 経営における師匠からの学び

私はマリアリーフというハーブスクールとサロンを経営しています。

経営者であれば
これをやって儲かるのか?
会社が大きくなるのか?
もっと利益を!
と頭の中で電卓をたたく、、、
それが常だと思います

私もかつてはそうでした。

儲かるために
家族を養うために
いつもこれだけでした。

しかし、それを頭ごなしに叱りつけていたのが、私の師匠・古園井重敏先生です。

お金のために仕事をしたらいかん!
人のために尽くしなさい!
神に認められたら自ずと生かされる。
だから心配するな!
っと、、、。

当時、私の言葉や行動には、
いつもお金の損得勘定が
溢れていたのだと思います。

初めの頃は、
師匠の言葉の意味がわからず
反発ばかりしていました。

そんなに怒らんでもいいやん!
このガミガミオヤジ〜!
って、いつも心の中で反撃してました笑

師匠から毎日電話がかかってきましたが
師匠の着信の名前は
「ガミガミ親父」にしてました。
・・・もう時効ですよね。
   先生ごめんなさい。えへ。


・・・でも、今になるとわかります。

あの頃、貧乏な私は
生きるため、
子供を育てるために
お金のことに必死だった。
そんな自分のことも理解できますが

あれほどに叱りつけた
師匠の気持ちもわかります。

こんな私を立ち直らせるために、相当なる覚悟と信念を固めて、私を育ててくれました。
そんな師匠の思いを、当時は一つも理解していませんでした。


師匠も整骨院の経営者でしたから、経営者の立場もわかりつつ、ご自分の生き様の中に、経営者としてのあり方を示してくれていたと思います。

師匠は常に
人のために生き
人のために叱り
人のために足を運び
人のために研究に没頭しておられました。

先生のところには
困った患者さんが
遠くからでも集まり
いつも待合室はいっぱいでした。

先生の生き様は、
本物の経営者の生き方でもありました。

そして、いくら言ってもそれを理解しきれない私に、喝を入れ続けてくれた。
誰よりも1番叱られたのは、間違いなくこの私です。

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お金のためではなく
人のために
人事を尽くす
すれば自ずと生かされる

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この言葉の中に
経営者として生きるための極意
人徳を磨くための真意が込められています。

当たり前のようだけど、肉体で考えると難しい。
でも、魂で考えるとたやすいこと。

今は師匠の言葉と教えがそのまま
私の会社マリアリーフの信念になっています。

人のためにどれだけ尽くせるのか
まだまだ足りていませんが
師匠の背中を追いかけて
またコツコツと歩もうと思います。

やすこ@マリアリーフ

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