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恋愛偏差値 低かった私が、なぜ男女のご縁をつなぐ仕事を始めたのか?<vol.2>

前回までの話

③なぜ私は恋愛が上手くいかないのか?の自己分析

周りの人に自分の何が恋愛を遠ざけているのかを聞いて回った私。
「なんか面接されてるみたいで怖いねん!」「はっきり言って近寄りがたい」
最悪!これではモテません。さあ、どうするか?

④周囲の人に「私の事ヒアリング」して気が付いた3つのこと

みんなにヒアリングをしていって、今までの恋愛を振り返る中で、わかったことが大きく3つあります。

1.私の雰囲気が近寄りがたく隙がなさそうに見えるらしい
2.どうやらよくわからない「負けたくない」精神が人を遠ざけていたようである
3.自分自身を心から大切に愛していなかった自分がいる

自分は近寄りがたく、隙がない雰囲気に見えるんだな~と、なんとなく気がついてはいたものの
「本当にそれでいいのか私??」と自分に聞いてみました。

仕事柄、「きちんとしなきゃ」と思ったり、「なめられちゃいかん」と思う自分がいたのでしょう。

でも本心では、いろんな人と仲良くオープンに付き合いたいと思う、本当の自分がいました。気軽にフレンドリーに付き合いを楽しめるほうが楽しいだろうなと望む自分がいたのです。

だったら、私どうしようか?


① 私って笑顔が少ないのかもな・・・。これが隙がないっていうことなのかな・・・?
→うん、まず笑顔だよな。

② そういえば、自分から積極的に話しかけたり、心をオープンにできていたかしら?本当はシャイなところもあったり、少し人に対して警戒心の壁をつくっていたのかも。そりゃ、相手も心を開かないし、本音なんて言ってくれないよね・・・
→うん、自分からもっと笑顔で働きかけてみようかな。。。。

③ 「私、本当にいいなと思わないとそう言わないから!お世辞とか絶対言えないし」
→常に頭の中は「勝ち負け」、今でいう「マウンティング」を男性によくしていたかも。
本当にいいな!と思ったら、褒めたり、感動を伝えられる(つもり)・・・。でも、ちょっとやそっとでは、人を褒めないよ~という、「意味のない負けず嫌い」があったな。
そのくせ、弱い本当の自分をわかってほしいと思いながらも、自分を良く見せたくて、強がってしまう自分。


なんか完全に矛盾してますね・・・。知らんけど。

自分が男だったらこういう女を選ぶかな?
難しい・・・だって、一緒にいたら息つまる!

まてよ・・・いや、そもそも私はそういう自分のことを受け入れて愛せていないよね。


自分自身にもいつもダメだししているし、もっとがんばれ、もっとがんばれって。多少のことじゃ自分のことを認めないっていっていたもの・・・。

という感じで、ぶわ~~っといろんな気づきを得たのでした。

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⑤絶望してから「自分を知り、見つめなおす」

そこからは、
まずは笑顔の自分になりたいと、鏡を見ながら割りばしを使って、
1か月間笑顔の練習
をしました・・・

パフォーマンス講座という、より良い自己表現のための講座に2年間通っていました。神戸から東京に月に2回新幹線で通って。。。自分の第一印象から、仕事での実力を正当に評価されるためのパフォーマンスを良くするための講座でした。
そこで教えてもらった印象に残る笑顔つくりメソッドを使ってやってみたのです。

真顔って、私だけじゃなくてみんなも怖いんですよね~

「今までモテる子がやっていた「習慣」が私には身についていなかっただけ!」と考えて、自然に笑顔が出るようになるようなトレーニングをしたのです。

それ以外は
・かっこつけないこと!
・素の自分をオープンにする勇気をだす!

まずはそこからでした。意識したことは。


そんなこんなで自分の振り返りが終わった時、
救世主となったのは会社の先輩たちでした。

先輩が「お酒が一緒に飲めそうないい人がいるよ」と紹介をしてくださって、
いまの主人と出会えたのです。


最初会った時には何とも思わなかったですし、ビビビとも来ませんでしたが、何度か会っていくうちに、自然でいられる自分に気が付きました。

「自分を知る」ができると、変化も結果も早いものですね。

今まで私は誰といても鎧を着けていた感じ
どこかかっこつけているクールな自分だったのに・・・
いろんなことをジャッジしているような自分だったのに・・・

彼と出会った時には、そういうものが無くなった素直なナチュラルな自分でいられました。


色々と紆余曲折ありましたが、彼と結婚することができました。
今までは交際1〜3ヶ月が通常運転、最長6ヶ月だった私なのに、ミラクルでした。

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⑥お堅い人事の会社員のから、恋愛&出会いのプロデューサーへ


今思うと先輩たちが、紹介してくれた彼の人柄や仕事ぶりを知っているので、ものすごく安心感があったということもあったのかもしれません。

先輩のおかげで一緒にいて安心できる夫ができた私は、人のお世話もし始めます。

ある日、とっても美人な女医の親友を、夫の後輩に紹介したのです。
彼女はかなり「ハイスペックな女性」がゆえに、かなり恋愛には苦戦していたのです。自分と合うなと思える人との出会いはなかなか無い状態だったのです。

私の中に「あの二人は絶対にぴったりあうぞ♪」という確信のようなものがあったのです。


実は、実際に彼女たちを引き合わせる前には、「私の夫の説得」という難関がありました。


「あいつはかなり女性を見る目が厳しいから、絶対難しいって・・・。断ることになったら、女性に申し訳ないし、自分の先輩という立場からの紹介だから、あいつも断りにくいだろうし。無理だと思う!」

とずっと首を縦に振ってくれなかったのです。

そこを私がなんども粘り、やっと紹介するテーブルにたどり着きました。

私たちカップルと4人で食事会を企画。すると、あっという間に二人は意気投合、とんとん拍子に付き合って、結婚!!そして妊娠!!

2人にはとても感謝されて、お礼にと、素敵なゴールドピンクのポンテヴェッキオの指輪をプレゼントしてくれました。これはまさに幸せな瞬間でした。


私は会社員時代トータルで10年程、人事の採用や教育の仕事で、多くの人々と面接をしたり面談をしたりしてきました。人事で求められるスキルは人を見ること、そしてふさわしい仕事や環境、メンバーとマッチングさせることだったのです。

楽しくてやっていた出会いのプロデュースは、私が自分でも気が付かなかった「人と人を結びつける能力」が生きる活動だったのです。

「素敵なカップルをつないでいけるって素敵なことだな」
「知り合いのコミュニティーで紹介の安心感ていうのはいいものだな…」
「先輩に紹介してもらって出会えたから、先輩たちにも恩返ししたい」

このような思いから、私は男女のご縁をつなぐ仕事を始めました。

続く・・・

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