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独り易学研究会

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星マリアの怪しい独り易学研究会の様子や動画にてイーチンのお話、また、生意気にも弟子ができましたので、師弟問答録等を記録として残そうと思います。 有料ページも含まれます。イーチンの…
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2017年7月の記事一覧

一陰一陽、これを道と謂う (易経 繫辞上伝より)

一陰一陽、これを道と謂う (易経 繫辞上伝より)

易の世界では、物事には必ず陰と陽があり、例えば表(陽)があれば、裏(陰)があり、昼(陽)があれば夜(陰)があり、動(陽)があれば静(陰)があり、男性(陽)があれば女性(陰)がある、とします。

若い頃、易経を学び始めた頃は何故、女性は陰なのか、陽気で活発な女性もいるのに、日陰の身なのか、男に負けているというのか、と、勝気な私は不満に思いました。
ですが、女性には女性の特性、役割があり、男性には男性

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独り易学研究会 知り合いから久しぶりに会いたいと電話があり火雷噬ごうの三爻

独り易学研究会 知り合いから久しぶりに会いたいと電話があり火雷噬ごうの三爻



さて、本日はと〜っても古い、今から76年前の、昭和16年3月、易学研究より、磯田英雄氏の占例について考えて行きましょう。

磯田氏は学校の教員をやっていたようで、始業式が済んだ職員室で、机の中を整理していたところ、一つ置いた机に座っている同僚のN先生が、
「今、Tから電話が来たのだが」
と、話しかけて来られたそうで、Tという人物の事を尋ねましたら、同期の卒業生で、今迄そう親しくもしていなかった

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