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世の中に5万人の同門生がいるという何とも言えない安心感(1)

2023年12月、吉本風おもしろ心理学で有名な衛藤信之先生の心理学プログラムを一通り学び終えました。

思い起こせば、3、4年位前に体験講座で初めて訪れた心斎橋会場の雰囲気、初見の印象は、最悪!でした(笑)。とにかく、自分の心の中の警報がMax鳴りっぱなしだったのを記憶しています。怪しい勧誘が入ったら、支払った会費など打ち捨てて速攻で退出する覚悟を持って、左後ろの入口付近に席を取ったのを鮮明に記憶しています。

ところが、ですね。
話を伺っているうちに、大爆笑の連続で。心が緩みました。そして、エピソードトークがとても上手だったので、心に沁みましたね。そして、面白おかしく話してはいますが、真面目に心理学を教えてくれていることが理解できたんですねぇ。心理学を通して伝えたい真理を、エピソードトークを重ねることで、説いているんですね。
「なんだ、意外と真面目なことをしている団体なんだ」と思いましたね。

でも、不安定収入の私にとっては交通費加えるとバカにならない金額になるし「大阪まで通うのは、ムリゲーだ」って、自分に言い聞かせて、受講は諦めたんですね。
そうこうしているうちに、コロナ禍になりました。
「Net受講できる環境になりましたよ」との案内が入り、晴れて自宅でプログラムを受けることが出来る環境になったんですね。567さん、ありがとうと、この時ばかりは感謝でしたね。

Netで受けた基礎コース、ひたすら、自分自身の内面との対話だったように思います。心理学プログラムが進むにつれて、自分の内部を自分自身で探っていきます。

相変わらず、面白おかしく話が進むのですが、意識せずとも、真理が心の中に浸透してきます。

結果、今まで自分が周囲に対して行ってきた粗野な言動、周囲との間に生じさせた数々の軋轢、思い上がった思考が浮き彫りとなり…。

振り返り作業は、結構、しんどい思いをしました。プログラムを途中で脱落する人は、その辛さに耐えて行けなかったのかも知れないな、と思う位に。マジで、ジリジリと心が痛いんですよ。

クリスマスキャロルのスクルージが過去・現在・未来の精霊によって、自身の言動を客観的に見せらている姿と重なる (;´Д`)。
取返しのつかない事を重ねてきた自分の過去を目の当たりにして、随分と自己嫌悪に陥り、情けない思いをしました。

それでも、無事に基礎コースを終えて、念願だったカウンセリングの世界に入ろうと、ボランティアに参加してみました。
そうしたら、独り立ちする直前でいきなり挫折を味わったんですね。相談業務をする先輩の傍らで学んでいる時でした。
どうやっても自分では受け止められない種類の相談が入って。
何度もその相談者が語る情景がフラッシュバックして、嫌悪感に塗れるものだから、恐いんですね。自分が独り立ちした時に、その手の相談がはいったら、自分自身の精神が先に崩壊してしまいそうで。

自分の心では耐えきれない相談事がでてくる。
「あ、私、向いてないわ」というのが、結論でした。

「カウンセリングは、きっぱり諦めて、別の道を歩もう。よく考えたら、そもそも、私に他者のサポートができる器量はないわ」と自分に言い聞かせて。

私は、並行で進めていた自給自足の生活に力を入れる事にしました。


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