診療費の払い戻しが出来ず、約7万円が戻って来なかった話
確認を怠ると、後悔します。ショックを受けます。
昨年12月に会社を退職した私は、
次の勤務先、未来会議室の社会保険に加入するまでの間、
国民健康保険にも加入していませんでした。
1月と3月には定期検診へ行きました。
ここで、あまりにもショックな出来事が始まっていたのです・・・
医療費の自己負担
病院で診察を受けたのち、お会計で必ず提示するのは「保険証」
被保険者(本人)が業務外の事由で病気やケガをした場合、健康保険を取り扱う医療機関へ提示すれば、外来・入院にかかわらず医療費の数割の自己負担で治療が受けられます。
残りは健保組合が負担します。
これを「療養の給付」といい、年齢によって異なります。
0歳~小学校就学前の乳幼児:医療費の2割
小学生以上69歳以下の方:医療費の3割
70歳以上75歳未満の方: 医療費の2割(※現役並みの所得者は3割)
保険証がなければ、全負担です。
保険は大きく2つ
国民健康保険
加入条件 個人事業主、無職の方など、その他の保険制度に属さない人すべて
社会保険
会社に勤務している正社員、または正社員の3/4以上労働する人
※短時間・短期間労働者は除く
社会保険では、適用事業所や勤務する従業員の加入が義務付けられています。
昨年12月に退職した私には、3つの選択肢がありました。
「協会けんぽの任意継続」、「国民健康保険」、「家族の健康保険(被扶養者)」
前述の通り、未来会議室の社会保険に加入するまでの間、
どれにも加入していませんでした。
ですが、1月・2月は正社員の3/4以上労働しておらず
保険対象外。
1月の検診では全額負担しました。
検診+薬代でおよそ7万円。
健康保険証がない場合、
後日協会けんぽに申請すれば7割戻ってきます。
このことは調べていたので、「戻ってくるから大丈夫か〜」と
ものごっつ呑気でいたんですね。
「保険に加入しないと戻ってきませんよ」
4月、見事保険証を手に入れた私は、
熊本市中央区水前寺にある協会けんぽ熊本支部へ
初めて訪れる場所で、ビクビクしながら
フロアに足を踏み入れる
訳が分からんまま席に通され、
この日のために残していた領収書を出して
確認をしてもらう。
「…1月分は返還できないですねー」
…はぃ?
「保険に加入していなかったので、
払い戻しはできないです」
そう、払い戻しには必ず加入していなければならない。
つまり、1月に診察したお金の7万円は戻って来ない。
自分の確認不足とは言え、相当ショックを受けました。
凄くショックなことがあるとすぐ涙が出るので、
堪えようと下を向いたり、ぐーっと歯を食いしばったり。
なんか負けたような気がするから、ブワーッと泣きたくなかった。
あーちゃんと調べておけば良かった。
そもそも、なりたくて病気になったわけじゃないのに
何でこれで落ち込まないかんのかい。
(落ち込む時はここまで落ち込みますし、開き直るけど)
とりあえず3月分は返還できるので
それだけ手続きをして、去りました。
「医療扶助」「国民健康保険」
こうならないための策はいくつかあります。
・「生活保護」で、院で検査や治療を受ける診察代「医療扶助」を受ける。
アルバイトやパートなどで収入はあるが、毎月低所得で健康保険に入れない方は「医療扶助」だけ生活保護にすることができます。
・国保に加入
病院を受診してから数日経過しても日付を遡って加入できる健康保険。
日本は健康保険に未加入期間が認められないので、前回の健康保険が終了した次の日から加入されます。
今、保険証がないという方は確認してみてください。
Facebookでこのことをざっとまとめたものを載せたところ、
このように言っていただけたり、
直接「お仕事あるよ、してみない?」と言って頂けています。
この場を借りてお礼申し上げます。
その分精一杯努めます。
プロフィール作成に関しては、料金設定次第ご連絡致します。
また、こちらの記事でいただいたサポートは
取材費などに活用させていただきます。
改めまして皆さま、本当にお気をつけください。
お金に振り回されない人生を現実にするために。
今回レセプト(診療報酬明細書)を発行したのですが、
いつの間にか新しい持病が発覚し、さらに落ち込んでいるので。
(どこかに答えがあります。)
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心の中で爆発的に喜びます。
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