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2021年9月の記事一覧
手から手に渡って変化する感性【陶芸家・青木浩二さん】
手にすっと馴染むこの器は、手びねりという技法で作られている。
手回しろくろで成形するものもあるが、青木さんはタタラ成形を取り入れている。粘土を伸ばしてカットし、型にのせて器を作っているのだ。 手で成形したとは思えないほどに薄く、そして軽い。
鮮やかな青色の器はそれ単体で食卓を華やかにするが、どこか存在感は控えめだ。スーパーで購入したお惣菜をポンと乗せてみると、小料理屋でいただく一品に早変わり。