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【2022年5月後半】希望はいつでも内側にある

早いもので2022年ももう上半期が終わろうとしている。
5月は日食と月食があるシーズンなので体調を崩した人もいるかもしれない。5月の10日からは水星逆行が起こり、ものごとがスムーズにいかなかった人もいるだろう。

そんな5月後半の約2週間を振り返っていく。


5月前半の記事はこちら

1.5月後半の全体像

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5月の上旬に梅雨に入った沖縄。時々晴れる日もあるものの、体感では7~8割雨だった。バンクーバーの雨と違うのは、雨量が多いことと、サッと降ってサッと止むことかな。気温は基本は20度を超えて、26度くらいのことが多かっただろうか。

相変わらず1日9時間拘束、7.5時間勤務の日々。
仕事の前後で家でのんびり映画を観たり、本を読んだり、YouTubeを観たり。週に1~2回は人とご飯を食べに行ったり。特に大きな動きがあったわけじゃないけど、日々色んなことを考えながら過ごした。


2.プライベートな時間

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毎日デスクに座ってるだけの仕事。通勤も徒歩10分なため、最近の運動不足は顕著だ。ダイソーで500円くらいで売っていたヨガマットを買って、家でストレッチをしたり、近所で見つけたダンスクラスに通ったりした。

また、その帰りにはググって見つけたカフェでのんびり過ごしたり。

ネカフェにも3年ぶりくらいに行く事ができた。
何か大きいことをしたわけじゃないんだけど、自分の小さな「やってみたい」「あそこに行きたい」という望みを叶えていくことで日常の幸福感は増していく。

本屋にもずっと行きたかったので、立ち読みをさせてもらった。
インテリアの本、ファッション雑誌、経済にまつわる本、写真集、旅行雑誌ーなどなど、知的好奇心の赴くままに色々な本を読みまくった。時間切れにより購入までには至らなかったけど、6月にまた行きたい。


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また、たまに雨が降ってない日を見つけては、仕事後に職場のビーチでのんびり過ごした。


3.恋愛

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5月の半ばごろ、年下の男性と一緒に出かけることが多くなった。
雨が多く、できることが限られているので一緒にご飯を食べに行くことが多い。

メッセージしていて、語学以前の問題として中々コミュニケーションが捗らずイラつくことが多かった。「私が意味しているのはそういうことじゃないんだけど(^^;)」っていうね。恋愛をするにおいて、相手が知的で、1言って3くらいまで分かる人じゃないとそもそもその先に進もうと思えない。

恋愛は正直少しお休みしようと思っていた矢先に会ったので、今のところ様子見だけど、私は7月には沖縄を去ることを考えると、沖縄にこの先何年かいる人と交際をスタートしたいとは思えない。それは相手にとっても同じだろう。

今までデートした人の中では最年少だ。年の割にはしっかりしているけど、アメリカの男性に多い特徴なのだが、一度話し出すとどうでもいいことまでズルズル話すので、その間は話半分に聞いている(笑)。1つの質問したら、どうでもいいこと5つくらいくっつけてくるのはアメリカの文化なのだろうか(爆)。


4.映画と読書

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この2週間で映画を数本観た。

・TInder Swindler
・Forest Gump
・Terminal
・Senior Year

TV シリーズだと「Inventing Anna」を観た。

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1話辺り1時間半くらいの尺があり、それが数エピソードあるのだが、かなり見ごたえのあるドラマだった。実はこのシリーズも先の「Tinder ~」も、どちらも実話があっての映像化ということで、詐欺師もここまでいくとアカデミー賞主演男優(女優)賞ものだなぁなんて思わされた。

よく”Fake it, till you make it”みたいなことを言うけど、きっと彼らの中ではfakeという概念がなくて、むしろ自分をそうだと自己暗示をかけて思い込んでいるような領域に達している。そんな風に思った。

映画を観ていると今の退屈な日常から少しだけエスケープできる。


5.理想のカップル

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ある日、職場に「理想のファミリー」が訪れた。旦那さんはイギリス人、奥さんは日本人。私はその日によって持ち場が変わることがあるのだけど、そのファミリーは4泊くらい連泊していたそうで、初日と最終日に別の持ち場に来ていた。

最初は「沖縄で出会った米軍さんと沖縄の女性かな?」と思っていたのだが、たまたま話す機会があって聞いてみると、「女性がイギリス留学中に現地で出会い、結婚後一緒に日本で移住した」のだそう。

このカップル(ファミリー)が素敵なのが、2人とも子どもと全力で遊びつつ、お互いを大切にしているのが伝わってきて、見ていたこちらまで幸せな気分にさせてもらえたことだ。奥さんもとても感じがよく、旦那さんも日本語が達者で、お互いが自立しあい、その上で一緒に生活を築きあげてきた感じがした。お子さんの年齢から察するに、結婚して10年は経っていようカップルだったけど、全然色あせた感じがなくて、「こんなファミリーがもてたらいいな」と自然に思える理想像だった。

仕事は耐えがたいほど暇でやりがいの「や」の字もないけれど、こうして時々お客さんとの素敵な出会いがあるので、毎日捨てたもんじゃないな、なんて自分に言い聞かせている。


6.創作活動(ブログ)

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5月の後半に、太陽が双子座に入り「双子座の季節」となった。
双子座は射手座とペアを組むサインで、牡牛&蠍ペアに比べるとだいぶ「軽い」雰囲気を持つサインだ。

水星をルーラーに持ち、言葉やコミュニケーション、SNSなどがキーワード。旅行にせよ、射手座のように「国をまたいだ旅行」というよりは、「近場の小旅行(国内旅行)」を意味したりする。

射手座も双子座も基本的に楽観的で波動が軽いとされ、射手座の私は双子座の友人とは最初から意気投合することが多かった。我々は、よくいうと明るく、少し悪く言えば「テキトー」なのだ(笑)

そんな言葉や執筆を表す双子座。ブログなんかも縁があるのだが、私もアメブロでちょくちょく執筆をしていた。割と反応のよかった記事をあげると、

5月18日「どういう人といると心地いいか」

★5月24日「GiverとTaker 良い恋愛とは」

★5月27日「自分の価値を知らない人達の末路」


と、こんな感じだ。こうして見てみると、5月の後半は自分の考えをまとめることができたように思う。YouTubeを更新することはなかったが、その分筆が進んだ期間だった。


7.環境は変えられる

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(こんな場所で暮らせたらなぁ♡)

今いる場所とあなたの価値は必ずしもイコールではない

この2週間、そんなことを考えていた。
今いる家、職場、ライフスタイルのどれをとっても理想からほど遠い。だけど、理想じゃない生活を送ることで理想が見えやすかったりする。要は今と逆を望んでいるということなのだから。

毎日ただ座っているだけで、自分の時間の対価として得られる「時間給」がこんなに少ないのかと思うと悲しくなるし、腹がたつ。そして思う。「腹が立っているうちはまだ健全だ」と。

同じ職場に何年もいる人たちを見て思うのが、自分への自信のなさだ。
「ここをクビになったらどこにも雇ってもらえないかも」
そんな恐怖が彼らを盲目にしている。

私のように「沖縄で短い間生活してみたかったから」という人は少数で、「学歴も職歴も微妙だし、スキルもない。だからここで雇ってもらえるだけで幸せ」という人が実に多い。こういう所からは早く抜け出さねばならない。なぜなら環境が人間をつくるからだ。

だが、私は3ヶ月のコントラクトを結んだので、契約終了まではあと1ヶ月弱ある。その事実にめまいがしたことも一度や二度ではない。1分1秒がとても長く、暗く長いトンネルの中にいるような気持ちになった。

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そんな時には「映画や本」が励みとなってくれた。

今という時間は流れていて、永遠に続くわけではないこと。

今私は日本にいて、カナダにいた時のようにビザに縛られて仕事も縛りがあった時から解放されていること。

だから、今という「モラトリアム期間」に少しだけでも感謝して過ごしてみようと思った。好きな映画を観たり、読みたい本を読んだり、食べたいものを食べたり。そんな些細な幸福が、モノクロの日常を彩っていく。


8.おわりに

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(晴れた日の沖縄はこんなに気持ちいい)

平原綾香さんの「Jupiter」の作詞を手がけたという吉元由美さんという方の本を読む機会があった。彼女の『みんなつながっている』という本の中には、私が求めていた言葉がいくつもあった。

私はこの曲が大好きなのだけど、本を読み終えるまでこの方が作詞を手がけていたことに気づかなかった。「なんか聞いたことあるフレーズだな」と思いながら本を読み進めて、終わりに気づいたのである(笑)

最初に聞いた2004年当時(もう18年も前になるのね!)にはよく理解できなかったフレーズがある。

『夢を失うよりも悲しいことは 自分を信じてあげられないこと』

ここ数年の間、たまにこの歌詞が浮かんでくることがあり、「あ、そういうことだったのか」と腑に落ちたことがあった。具体的に何かは覚えていないのだけど、経験を通じて理解する瞬間があった。この歌詞は実に深いな、と思った。人生を経験するうちに、頭で理解できなかったことが、心で理解できる瞬間がある。

思うに、自分のことを信じることができるようになると、どんな未来だって描けるようになるのだ。それこそ、目の前の出来事に一喜一憂しなくなる。大きな「宇宙」の流れの中で色んな采配があり、どんなことが起きてもそれが最善を尽くした先の出来事であれば、「大丈夫。この出来事は自分の成長、ひいては幸せのために起こっている」と思えるようになるのだ。

昔は信じてしなかった目に見えない存在や、いわゆるスピリチュアルも、年を重ねて経験を重ねると、信じない方が自分にとって不自然だと思うようになっていった。だから、絶対なんてものはない。

「正解や不正解ではなく、その人にとってはどちらを信じた方がフィットするか」それだけのことである。

自分のこと、これからの未来を信じられそうにない時。
言葉が私たちに勇気をくれる。


2022年5月31日
洪水警報が出ている沖縄より
Mari

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