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【カナダワーホリ】6月のふりかえり "Any thing can happen in 30 days"

こんにちは、Mari(@Mariiiabroad)です。2021年6月現在、コロナ禍でカナダでワーホリをしています。今回の記事では、2021年6月の1ヶ月と、6月最終週(6月21日~6月27日)について振り返っていこうと思います。よろしければお付き合いください。

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1.6月21日~6月27日

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今週はHeat waveが来ているとのことで、40度近くの猛暑日が続いたカナダ。湿度は日本と比べると低いものの、その陽射しの強さにバテ気味のカナディアンが多いようだ。

私はといえば、1週間後の引越しに向けて次の雇用主に書類の提出をしたり、短期のフルタイムカジュアルジョブを週5日、1日8時間こなした。

人が足りなさすぎて、2週目にして2ヶ月働いているかのような忙しさを経験。カナダ人のお客さんを1日数百人単位でさばくことができているのも、東京でコンビニバイトをしたおかげかもしれない。おかげさまで、精神的にめちゃめちゃ疲れるけれども、私を雇ってくれた人からの評判は上々。

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次の雇用主へのレファレンスも喜んで引き受けてくれ、この2週間の働きぶりを伝えてくれた。

それにしても、私の「日本人的」な「一生懸命働く」とか、「自己犠牲の精神」にほとほと疲れてしまう。カナダ人みたく、適当に肩の力を抜いて働けたらどんなに生きるのが楽だろうかと思ったりする。ま、あと1週間の辛抱だ。昔は好きだった一生懸命という言葉も、最近は根性論が強くてイメージがすっかり変わってしまった。

次の雇用主からはジョブオファーはもらっているのだが、その後もBackground checkが続いており、人生最多のレファレンスや給料明細を提供した。

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空港のセキュリティで働くよりも厳しんじゃない?これチャイルドケアだよね?と思ってしまったw海外で働くようになって5年ほど経つが、日本の親族の連絡先は緊急連絡先で聞かれても、知り合いの日本人に頼んでまで電話やメールをしたい、と言われたのは初めてだった。とても慎重な人だが、それは職業柄こういうことを日常的にしているかららしい。

そんな、仕事に事務にと世話しない週ではあったが、週2回の休みにはちゃんとリフレッシュするように心がけた。

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仕事を少し早く早退して、ヨガのレッスンをとったり

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ニュージーランドぶりにお香を買いに出かけたり

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店内で飲食できるようになってから初めてカフェでブランチしたり

数年ぶりにテニスをしたり

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毎日立ちっぱなしで冷房もろくに効いていない店内で2人分の仕事をする自分の心と体を労わるように意識した。自分のwell-beingは、誰も守ってくれないのだ。

ここに住んでいる人たちはお金持ちが多く、自分のビジネスを持っていて、隙間時間にアウトドアアクティビティを楽しむ人が多いのだが、私にとって心に栄養を与えるのは、ずっと外にいることじゃなくて、ちゃんと自分時間を持つ事。

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オンラインで友達と話したり、好きな音楽を流して振り返りや計画をする時間が大事。それがあることで自分とつながれるし、心が整う。

2.6月をふりかえって

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5月の後半から新しい環境に移って、中々根をおろせずにモヤモヤしていた。

6月の月間目標は、

向かう方向をハッキリさせる。

それにふさわしい行動をとれたんじゃないかと思う。詳しくは週刊日記に書いたのでそちらに譲るが、今の場所を去ることに決め、短期の仕事を見つけ、次の雇用主をバンクーバーで見つけることができた。この一連の流れがある週末に起こったのだから、そのスピードに自分でも驚いてしまった。

それはUターンをする時の感覚に似ているかもしれない。減速して曲がったら、一気にアクセルを踏んで行きたい方向へと真っ直ぐに進んでいく。

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執着を捨て、手放す覚悟が出来た時に、見えない力が私を導いてくれたようだった。感情が乱されることが多かったし、落ち込むこともあったけれど、長期的にみたら今ちゃんと方向転換しておくことで、後々後悔せずに毎日が過ごせるのだと信じている。

人は何かターニングポイントがないと、ただ目の前の道を淡々と歩くことに専念してしまう。そしていつの間にかどこへ行きたかったのか分からなくなってしまいかねない。ちゃんと自分の心に寄り添って、自分が生きたい方向へ方向転換した自分の勇気を褒めてあげたいと思った。

3.Anything happen in 30 days

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5月の終わりから6月の終わりの30日で、仕事と住環境を変える決断をし、その準備がほぼ整った。本当、30日あれば見ている世界を変えることができるのだ。

今から1年3ヶ月前も、同じようなことが身にふりかかった。
カナダワーホリを1週間後に控えた2020年3月に、コロナの影響でカナダの国境がしまり、ニュージーランドに予定より長くいることとなった。その時仕事のノーティスは出していて次の人が決まっていたので、あと1週間後には職なし、住居なしが決定してしまった。そして、その数日後にはロックダウンが始まり引越しが圧倒的にしにくくなるダブルパンチ。

すぐに気持ちを切り替え仕事探しをして、ジョブオファーをもらったものの先方の都合で2週間後に解雇通知。絶望的に思えた中、ご縁がつながって2日後には理想的な環境で働くことができた。この変化も全て、30日以内に起こったことだった。

自分に起こる出来事を変えることはできないが、自分がそれに対してどう捉えて、どう行動するのかはコントロールの範囲内だ。

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あの当時は日本に戻るか、NZに残るか迷ったりもしたが、今思えば思い切って残る決断をしてよかったと思っている。

30日といえば、このTED talkでも30日間、何かを続ければ習慣になる、というような話をしていた。

Is there something you've always meant to do, wanted to do, but just ... haven't? Matt Cutts suggests: Try it for 30 days. This short, lighthearted talk offers a neat way to think about setting and achieving goals.

もし何かを変えたいなら、まずは小さな一歩を踏み出してみよう。どうなるかは歩きながら考えていけばいい。

4.答え合わせ占い

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毎月ではないけど、思いたった時にやっている答え合わせ占い。
好きな占い師は色々いるけど、今回も「しいたけ占い」より。

「自分は何のためにここにいるのか」の紫が出ています。

6月もかなりそうなのですが、2021年上半期の射手座には基本的に「キャパオーバー」がところどころであります。成長期と言ったら聞こえはいいのですが、「自分の力を越えるようなことを、いろいろな分野をまたいでやっていく(やらされる)」みたいなことがあります。

だからまず言いたいのは、ここまできたあなたは本当にすごいです。偉いです。それで、この6月は「やっていくとすごく楽しいこと」があるため、気落ちしている暇はないです。もし、自分のテンションが下がったら「何のために私はここにいるのか」と、自分に尋ねてみてください。そして、「やるためでしょうが!」と自分に言う。

もちろん、疲れて何も「その問いに対する答え」が出てこなかったらくれぐれも無理しないで。あと、この6月は「恐れを抱くぐらい」がちょうどよかったりします。「私がやることは全部正しい」じゃなくて、「もしかして、私が言っていることがすべてじゃないかも」くらいの姿勢があったほうが、周囲とのバランスも含めていろいろとうまくいきやすいです。

しいたけさんの占いは個人的には当たってたり当たってなかったりするけども、今月に関していえばまぁまぁ当たってるかなぁ。

「キャパオーバー」は間違えないし、「色々な分野をまたいでやらされる」もそうだったと思う。周りとの衝突もあったし、自分のバックグラウンドや価値観について考えることもあった。「なんのためにこんな思いをしているんだろう」って思うこともあった。でも、ここまでやり切った自分を全力で褒めてあげたいと思った。

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仕事帰りにエネルギー切れで、疲れすぎて川をボーっと眺めた午後9時。

人間、運気も波があって当然だと思うし、大事なのは適度に肩の力を抜いて、思いつめないこと。生まれてから人生の終わりを迎えるまで、ずっと一緒なのは他でもない自分。そんな相棒を大切にする心の余裕が必要。

どんな時でも、自分の楽しさとかワクワクに蓋をして生きたくないし、誰かの幸せの基準でごまかして生きていくのは嫌だから。


5.終わりに


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カナダワーホリ生活の8ヶ月目を終え、いよいよ残りは4ヶ月弱となった。(といっても、今は1年以上いられるように行動している)

今月は水星逆行中の中、着々と物事を進めていった準備・調整期間のような位置づけだった。

働く時はしっかり働き、緩む時はしっかり楽しむ。
そんな風にメリハリをつける練習にもなったように思う。

3回目の大学の試験も無事に終え、適度に運動もし、心が疲れたら友達と電話をしてメンタルバランスを整えた。先の見えない不安がなかったわけじゃないけど、惰性でズルズル進むよりも、思い切って終止符を打ったことによって自分のことをもっと信頼できた。

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昔は当たり前のようにしていた食品の買い物も、かれこれ8ヶ月ほどしてなかった。それは有難いことであると同時に、自分の選択の自由が制限されたような気がして、時々もの足りなく思ったりしていた。

お金も時間も手間もかかるけれど、こういうところから自分のindependenceを取り戻せて嬉しかったし、実際に目でみて、手にとって何を口に入れるか決断する練習ができたことは、小さいようで大きな変化だった。

もともと親元を離れたのが早かったし、日本にいた時から経済的にも精神的にも自立していたから、今の仕事をするまでは人に何かをしてもらうのが心苦しかった。結局、何事もバランスが大切よね、という結論にたどり着く。

仕事をがんばったご褒美にアイスクリームやお菓子を買う。
そんな小さな幸せを嬉しく感じた。


ここまでご覧いただきありがとうございます。
みなさんの日常が素敵なものでありますように。

2021年6月27日
カナダより

Mari


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