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カナダワーホリ9月③ メンタルバランス

こんにちは、カナダで4ヶ国目のワーキングホリデー中のMariです。


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さて、9月に入ってからのバンクーバーは雨の日が増えてきて、気温も20℃を下回る日が増えてきました。私も出かける際には冬用のダウンジャケットを着てでかける日も何度かありました。今回の記事では2021年9月13日から9月19日までの1週間について振りかえっていきます。

先週の記事はこちら

1週間のバンフ旅行記はこちら


1.今週の全体像

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今週は、「気持ちが上がらない」日が多かった。創作意欲も沸かなければ、エクササイズする気も起きない。本も読みたくないし、ヨガもしたくなかった。自分の中で、『今の生活の先』というものが見えなくなっていた。

ダウンタウンから離れた郊外で、平日気軽に会える友達もいない。
ベースメント暮らしで、光で目が覚めない。
正直カナダに永住したいのか分からない。
仕事も同じことの繰り返しで、変化がない。

見えない沼にはまったようで、心が苦しかった。

自分の内面と向き合って、何を感じているのかを問うた。
人ともっと会おうと、積極的にオンラインデーティングも使った。
そんな1週間をふりかえっていく。


2.メンタルヘルス

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実は旅行に行く前、今から1ヶ月くらい前から時々同じようなループにはまっていた。「仕事に行くのが面倒だな」「一人でいるみたいだ」

私のナニーという仕事は、保育士と違って同僚がいない。一緒に話す相手はkidsとその両親ぐらいである。ましてや住んでいる場所もベースメント(地か)で、一緒に住んでいる人はいない。最初の1ヶ月はその自由を謳歌したが、2ヶ月を過ぎた頃から徐々に窮屈さを感じていた。

プラス、面倒をみている上の子(3才)が今までの経験ではないような少し対応に難しい子で、一度メルトダウンを起こすと両親も祖父母も対応できなくなってしまう始末。もしかしたらプチADHD的な症状なのかもしれないが、私はSpecial needsの子を扱える知識も経験もなく、手を焼いてしまうことが多々あった。この全ての要素が重なり、心細く感じる日が多くなっていった。

幸い、この「気づく」そして自分を「労わる」ということを早めにできているので悪化はしないが、たとえるならば心が風邪をひきかけていた。ある日、その事を休憩中にテキストしてみると、「午後、戻ってきた時に話をしよう」と言ってくれた雇用主。結局1時間の時間を割いて、私の話を聞いてくれた。

"I thought, the problem was finance. If I had more moeny, I could have bought a car and go anywhere I want. But the real problem beneath it was isolation. After talking to you, I realized that what I really needed was social connections. "

「最初は、経済的なことが問題だと思っていた。もっとお金があれば、車が買えて好きな場所へ行けるって。でも、話を聞いてもらって実は本当の問題は人とのつながりがないことなんだって気づいたの。」

今まで、雇用主にこんなことを話したことはなかった。真摯に話を聞いてくれ、できることはないか一緒にブレインストーミングをしてくれた。チャイルドケアに関しては分からないけれど、人の温かさでいったらこのファミリーで本当によかった。


3.久しぶりに恋愛したくなった

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先週も少し話したけど、しばらくなかった恋愛欲が出てきた。オンラインアプリで何人かと話して、そのうちの一人と一緒に会うことになった。

水曜の夜、仕事終わりに近くのPubで待ち合わせ。私はお茶を、彼はビールを1杯飲んで3時間ほど滞在した。別に話が盛り上がったわけでもなく、というかどっちかというと彼は私に全然質問して来なかった。でもまぁお互い顔が好みでマッチしたわけなので、一緒にいるのが嫌ってわけでもない。そんなわけで、金曜の夜に一緒にご飯を食べた。正直、この人と一緒にいたいなーとは思わなかった。でも、こうして人と会うことが第一歩だし、生活の中にときめきが欠けていたので、いいリハビリになったと思っている。

カナダを始め欧米諸国は付き合う前にデーティング期間といい、色んな人と同時にデートすることがナチュラルである。数回デートしたからと言って交際に発展しないこともあるし、お互いに別に誰かとデートをしていても驚かない。この制度のお陰で、色んな人と知り合って決めることができるのは悪くないと思っている。


4.歯医者で約10万円払った話

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今から1ヶ月ほど前、以前イギリスで根管治療をした歯が痛くなった。抗生物質を処方してもらってバンフ旅行は無事に楽しむことができたが、電話してから3週間後に実際の処置(というかもはや手術)をしてもらうことになっていた。

担当は、少しジュードロウが入ったような青い目をした、推定30代のイケメン先生。カウンセリングで2分くらいしか話さなかったけど、早速麻酔を打たれ、1時間の処置が始まった。歯科助手の方も優しくて、麻酔中に腕をさすってくれた。処置が終わって、詰め物をする段階になったら先生も和やかな雰囲気で、助手の人とミシュランレストランのトリビア的なことを話していた。機械の音で全部は聞こえなかったけど、ギリシャのこととか、「2つ星は4ヶ月待ち、3つ星は1年待つこともザラ。でも僕らは業界の思惑に乗せられてるのさ」的な話だったと思う。

こんなイケメンで、1回10万もする治療を毎日やっている専門医なんだから、モテないわけがない。そんなことを妄想しながらあっという間に1時間。痛い出費ではあったけど、今はビザ切り替え前の大切な時期だし、日本はまだ隔離(ワクチン打ってたら14日から10日なったけど)をしなければいけないし、色々考えてこちらで治療することにして後悔はない。

心も体も健康でいてこその人生だ。


5.魚座満月

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執筆をしている本日9月20日は、魚座満月の日だ。(日本時間では21日)半年前に起こった魚座新月からのサイクルが終わったことになる。ちょうど、秋分の日も近く、この半年に区切りをつけるような満月だ。

ちょうどデートをした金曜日、バンクーバーは強めの雨で、道は車でごった返していた。デート相手が運転する隣で、割り込んできたり強引な運転をするドライバーが一人や二人じゃなかった。金曜の夜だから早く家に帰りたいという人も多かったのだろう。するとその彼が、"There is full moon soon”みたいなことを言ってきたので、詳しいのかと聞くと、仕事のミーティングで誰かがそんなことを口にしたのだそう。確かに、満月前後で出産が増えたり、感情的になったり、事故が増えるというのは聞いたことがある。

土曜の夜、いつもより早めに就寝すると、明け方涙がポロポロ出ていることに気がついた。留学で心が病んでいるからではない。たまに、同じ夢を見て涙が出るのだ。1年に1,2回ほどの少ない頻度で起こる。朝起きて、「あぁ、そういえば魚座の満月が来ていたっけ」と気づく。何を隠そう、魚座満月は感情浄化のサイン。スピリチュアルなサインとも言われている。なんだか最近起こったころが、全てつながっているような気がしてしまう。

いつもより沢山寝て、寝ながらにして「涙活」していたわけで、なんだかいつもよりスッキリした気がした。


6.アフター5を充実させる

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仕事が5時に終わるのに、ずっと引きこもっていても勿体ない!ということで、サルサクラス(全6回)を習うことに。といっても、写真のようにロマンチックなものではない。全体的に中高年が多かったし、女性が7割、男性3割という感じ。まだコロナ禍なのに、輪になって代わる代わる知らないおじさんたちと手をつないで踊ることに抵抗を覚えた。主催者があまりコロナを気にしないタイプのようだ。

実際は、こんな感じ。

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ちょっと湿っぽくてペンキの匂いのする公民館で、YouTubeで2分で学べるようなベーシックステップを2つだけ習った。そしてそれを1時間繰り返す。説明がダラダラ長くて、いくら初心者向けといっても期待外れだった。まぁでも、もうお金は払ってあるので行くけども。ニュージーランドを経つ数ヶ月前、Swing danceなるもののクラスに通った。全8回の予定が、何度目かのロックダウンで2回で中止となってしまった。その時にペアになった男性は結構好みだった(笑)もちろんダンスが目的だけど、出会いがあれば一石二鳥だったよね。

私の住んでいるエリアは、ダウンタウンのようにイベントも盛んなわけではないので、残念ながら今のところ素敵な出会いはない。


7.土曜日、友達とダウンタウンへ

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いつも通るたびに行列ができているダウンタウンのカフェで友達と待ち合わせ。中に入るまで40分くらい並んだかな。

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かなりのボリュームで、これで$18-19くらい。半分も食べられなかったので持ち帰った。

午後、別の友達も合流してマーケットへ。

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このマーケットは小さめで、10分くらいしか滞在しなかった。

ダウンタウンに戻り、喉をうるおす。

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といっても、私ともう一人はコーラ。インド人男性とネパール人男性の議論が白熱して、途中から疲れた私。その後少し風に当たって、夕方退散。私の家、車がないと帰るのにめちゃくちゃ時間がかかる。

家に帰って、さっさと就寝。翌日曜日は洗濯したり、ブログ書いたり、翌週の予定を確認したり、ベースメントで1日を過ごした。要はバランスなのだけど、こういう人とワイワイできる時間が平日も持てるなといいなと。

以前はZOOMも週1-2回参加してたけど、最近は直接会えるようになってきたのでわざわざZOOMするモチベもなく。ただ、勉強なり趣味なりで、もっと自分時間を充実させたいと思う。バンフ旅ブログも書き終えたし、ぼちぼちYouTubeを撮るか~。


8.おわりに

最近TEDも全然観てなかったけど、たまたまこの動画を観ることがあった。

16分と少し長いけど、メンタルヘルスの大事さについて説明していて分かりやすい。

今週は普段チェックしないTwitterで色々つぶやいていたのだけど、ちょっと反響があったものを紹介。

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ホント思いもよらない呟きが共感を得るから、分からないもん。

そして、こちらはある夜ふと頭に浮かんで忘れないうちに書き起こしたもの。

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翌朝起きて「え?こんなにスキがついたことないんだけど」と二度見してしまった。これ、以前執筆していたKindle本の内容とあんま変わらないんだよね。(結局執筆を終えてそのままにしているけど)意外と需要があるのかもね。

あとは、面白いYouTuberさんを見つけてみたり。最近知った

カナダ留学日記 /さちゃトラベル さん

私とはYouTubeへの本気度が違うw

声のトーンとか編集とか、絶妙です。

まぁ最後にまとめると、自分の心の声を無視しちゃいけない、ってことですね。(かなり飛躍しているが)本当に、体の不具合よりも心の不具合の方が力技でなんとかしようとしますからね。気をつけなければ。

何かを諦めることって、別に悪いことじゃないと思うんです。それによって新しく得るものがあるから。自分の心に嘘ついて、行きたくない所へ行ったりやりたくないことしているうちに、どんどん自分の心の眼鏡が曇っていって、本当に大事なものとか欲しいものが見えなくなってしまう方が怖いと思う。

体が疲れたら休むのと同じで、心が疲れたら何もしなくていい。しっかり休んで、気が向いたら行動を起こせばいい。

私のカナダ永住権取得計画も、何が何でも欲しいわけじゃないし、そこは時の経過とともに変わっていく可能性もある。大事なのは、1つの考え方や、今見えている景色だけに固執しないこと。そう思って、今週も1週間過ごしていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な1週間をお過ごしください。

2021年9月20日
カナダ(バンクーバー)より

Mari


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