【抹茶豆知識】粉茶、粉末茶、抹茶の違いって?

見た目は似ているけれど、中身は全くの別物。

抹茶の豆知識、今日はそんな粉状のお茶の違いについて書こうと思います。

粉茶とは?

一番わかりやすいのが、回転寿司でのむ緑茶だと思います。

この三種の中では粉の粒子としては一番大きいと思います。

煎茶を製造する過程で落ちた粉のお茶なので、安く手に入り、

なおかつ濃い味になるのだそうです。

粉末茶とは?

パウダー茶とも呼ばれる粉末茶。

煎茶や玉露などを、お湯に完全に溶けるように細かい粉状にしたものです。

なのでこの三種の中では最も粒子が細かく、茶殻も出ません。

完全に溶けるような細かい粉にするためにはそれなりにコストもかかるそうです。手軽に溶かして飲めるお茶としても人気があります。

抹茶とは?

抹茶に関しては、栽培過程から別物になっています。

抹茶用の茶葉は、収穫の前の一定期間、「寒冷紗」と呼ばれる黒い網で覆いかぶされて育てられます。光を遮ることで、甘みと旨みがアップした、高級な茶葉になるのです。

そして粉状にするためには石臼(茶臼)を使います。色や風味を損なわないようにするには、石臼でゆっくり挽くのだそうです。私も体験したことがありますが、石臼で挽くのはけっこうな力作業。一時間回しても、挽ける量はたった40g。

粒子の大きさはちょうど中くらい。水に入れておいても、完全には溶けません。

他のお茶で抹茶は点つのか?

実は私も出来心で試したことはあります。でも、今のところ・・・泡は立ちません。たぶん立っても味は全く違うんだろうなと思います。でもなんとなく面白そうなのでいつかまたやってみようかな。

ということで粉状のお茶三つを解説してみました。筆者も大変勉強になりました!また抹茶の作り方についてはそのうち書けたらと思います。

ぜひ飲みくらべしてみてくださいな~!

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