九份と底抜けコンバース-164,540歩/週の台湾旅行③-
2024.2.2
台湾旅行3日目。
旅行も3日目。ほとんどの人はあと1日ぐらいで帰国してしまうようだけど、暇な時間があるくらいの方がむしろ贅沢だということで、私たちは全部で一週間滞在することにしている。
今日は九份に行こう。それと、早起きもしたし、もう一度最高の朝ごはんも食べに行こう。
昨日とは違って、今日はレビューの高い「麥而美漢堡」を目指すことに。でも、正直台湾のローカルレストランはハズレがない気がする。逆に言えば、どこも同じ(ような気がする)ということだけど。日本とは違ってチェーンよりも個人店が多いけど、料理は結構似通っている。"風景"を作っている感じというか。
その前に、近所のコインランドリーで洗濯物を出してきた。持ってきた衣服が少ない分、こまめに洗わなければいけない。
洗濯している間に食べたのは、蛋餅、大根餅、餃子。蛋餅(ダンビン)は卵のクレープ。ほんのり感じる臭みともちもち食感がクセになる。全部おいしかった。日本に帰ったら自分でも作ってみたい。店内は老若男女問わず、ひっきりなしにお客さんが来ていた。回転が早すぎて、前のお客さんのお皿が残ったまま席を取らないといけないくらい。店員さんは、料理を提供するついでにお皿を回収してくれる。日本のホスピタリティ溢れる接客も好きだけど、こういうちょっと荒くて過剰じゃない接客も好き。
朝食を終え、コンビニに寄って帰ってきたら、ちょうど洗濯が終わった。あとは乾燥機かけて終了!乾燥機をかけている間に、どこのコンビニでも売られていて、ずっと気になっていた「茶葉蛋」を食べた。そして、他のお客さんが連れていたワンコと触れ合った。
さて、やるべきことは全て終わった!台北駅から1時間ほどバスに乗り、九份へ。結構な山奥で、道中で急に激しい雨が降った。相合傘をしながら歩いた。自分は熱心なジブリファンでもないし、予習もしていないので、九份が一体どんな場所なのか知らないまま。
いろんな飲食店があった。鎌倉でいう小町通りみたいな感じかしら。でも、小町通りは八幡様に続く道だけれど、この九份の道は何か特別な場所に通じるというわけではないみたい。途中、映画館で、九份の歴史についての動画をみた。「九份」は、開拓された土地が九人の人で分けられたことに由来するらしい。そして、かつてはここでゴールドラッシュ的な時代があって、とても栄えたんだと。その後は忘れられてしまったんだけど、「悲情城市」の舞台となったことをきっかけに、レトロ街としてリバイバルが起きて現在に至るとのこと。確かに、こんなに道が狭くて、起伏の激しい場所は、住みにくそう。その景観を売りにする以外は人が寄り付かないかもしれない。
雨の中だから、景色がいいわけでもないし、急勾配の石段を歩くのは結構危ない。しかも、昨日歩きすぎたのが祟ってコンバースの底に穴が空いてきた。だから雨水が靴下に染み込んでどんどん寒くなる。帰りのバスでは震えていた。街に出たら、足のマッサージをしてもらおう。
バスを降りたら、三越に入った。マッサージもいいけど、靴を買うのが先だ。日本でも買えるけど、わざわざ台湾でニューバランスを買った。靴を履き替えた途端、暖かくて、生き返ったように元気になった。ほんとに調子のいいやつです、私は。ということで、マッサージは明日行くことに。
絶好調の私は、さらに2時間ほど歩いて寧夏夜市へ。小学校の横に夜市があるってどういうこと。教育上よろしくないのでは…日本なら考えられない。混み具合が華西夜市の比じゃない。どんなに混んでいても食材を剥き出しにするのがこちらの慣習らしい。が、流石にそれは怖いので、火の通ったもの、粽と角煮、豆花を食べることに。おいしかった、暴力的に美味かった、だって、油と糖で、不味くなりようがないもん。でも、流石に朝から野菜が不足しすぎている。
帰りにまた1時間ほど歩いて、明日は絶対に美味しい野菜を食べると心に決めて寝た。
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