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《介護が始まった1》近くに来たら楽になるなんて誰が言った?

近況 2022/02/22


少し『母のお引っ越し騒動記』をお休みして、リアルタイムのことを書いていこうと思います。

母が近くに来たらサポートも介護も少しは楽になるはず…なんて思ってた自分をぶん殴りたいです!

はい。表題の答えは

自分だよ‼️

ですね。

door-to-doorで10分くらいになったので、たしかに駆け付けるのは楽になりました。

ただ、これをお読みの皆さんはもう予想できてると思いますが、母の老化っぷりがよく分かるようになった結果、サポートを沢山しなければならないことも判明してサ高住のスタッフさんからの連絡も少なくありませんでした。(←過去形。笑)

さらに、私達の近所に来て安心したのかまるで冬眠のような状態です。母が該当するか分かりませんが、廃用症候群という言葉も初めて知りました。お食事以外は、すぐにベッドに潜り込んで寝て寝て寝て寝てます。

お引っ越しして1ヶ月ほど経ちました。その間に色んなことがありました。

▫︎服薬管理はヘルパーさんに依頼
▫︎お部屋を何回も間違える
▫︎鍵を無くす
▫︎3食とも起きれず自力で食堂に行けない
▫︎日時も分からない
▫︎気力が全く無い
▫︎ヘルパーさんにキツく当たる
▫︎私(娘)にも…。

認知症が疑われた母ですが、この件についてはまた長くなりそうなので改めて書きます。

お引っ越ししてから1ヶ月は次から次へと問題が起き、本当に大変でした。現実の母を受け止められない自分の気持ちもありました。お友達や親戚に話を聞いてもらって号泣する日々で、ストレスから目にはものもらい、そしてヘルニアも再発して満身創痍でした。

その間に転入手続きや、写真付き身分証明書を手に入れる為に東奔西走していたのです。これがまた、どっちを向いても高い壁にぶち当たりまして。このパンデミック中に母が持っていた全ての写真付き身分証明書(パスポート、運転免許証)が期限切れになっていて、プラス住所変更で複雑な事この上なかったです。しかも90近い母を連れて行かねばならず。本人ですからね。必要なんです。手続きの数が多過ぎて、いちいち委任状や代理人の書類を揃えるより本人を持参(笑)した方が早かったから。(これも機会があったらまたいずれ)

そしてもちろん、母の身の回りのものを買い足す為にも足を引き摺りつつ走り回ってました。

2ヶ月目に入ってからある事があって自分の受け止め方にも変化がありましたが、それでもジェットコースター(楽しいほうではない)に乗ってる気分な最近です。