「DEATH 死とは何か」まとめ 前編
今回の読書会のテーマは、死、孤独、老いです。
このテーマを取り上げようと思ったのは、自分自身も含めて、自分の友人や知人で「長生きしたい」と願う人がほとんどいないなと思ったのがきっかけです。
死ぬってどんなことなのか?老いなければ長生きしたいか?
いつかは死ぬとわかっているのに、やはりそう思って生きてはいないのか?
など、考えたいなと思っています。
読んだこと、話したこと、考えたことが、その次の瞬間からの生に何か変化をもたらすことを期待しています。
今回読む本:「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義
著者:シェリー・ケーガン , 翻訳:柴田裕之
https://www.amazon.co.jp/dp/4866510773/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_8ehtCbTAB0JCP
本記事の項目
●著者について
●翻訳者について
●本書の縮約箇所について
●死に関するテーマ
●できなかったけど、やりたかった本
著者について
(Wikipediaより)
●1995年から現在までイェール大学で教鞭をとっている
●もっとも知られている著書は、moral philosophyおよびnormative ethics
●イェール大学では、「死」と「倫理」の講義で有名
●「Death」の講義はOpen Yale Courseで無料で公開されている
※詳しくはこちらから
翻訳者について
(出版翻訳データベースより)
●1959年、東京都生まれ
●早稲田大学理工学部建築学科卒業・Earlham College(米国)卒業(心理学専攻)
●おもにノンフィクションの翻訳
硬軟を問わず、人の意識や心理、行動、生涯、あるいは社会や文化、歴史などに、広い視野/新しい視点から鋭く光を投げるような作品に興味がある
●訳書に、リフキン『限界費用ゼロ社会』、ハラリ『サピエンス全史(上下)』『ホモ・デウス(上下)』、ドゥヴァール『動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか』、など
本書の縮約箇所
縮約箇所が文響社HPで無料公開されています。
(2019年1月現在、chapter2、3のみ公開)
詳しくは、こちらから。
死に関するテーマ
本書では最初に、取り上げるテーマと取り上げないテーマについてまとめられている。「死」に関してもっと違う側面からアプローチしたい時の参考までに
<本書で語られるテーマ>
●死の本質、死という現象にまつわる心理学的な疑問や社会的な疑問
<本書では語られないテーマ>
●死にゆくプロセス
●自分が死ぬことを受け入れるに至るプロセス
●死別したり死者を悼んだりするプロセス etc.
できなかったけど、やりたかった本
①暇と退屈の倫理学 増補新版
内容紹介
「わたしたちはパンだけでなく、バラも求めよう。
生きることはバラで飾られねばならない」
明るく潑剌と、人生の冒険に乗りだすための勇気を!
https://www.amazon.co.jp/dp/4778314379/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_bmotCb6HNH0ZS
②自己を見つめる (放送大学叢書 6)
内容紹介
放送大学の空前の人気授業といわれたテキストを叢書化。
ニーチェやハイデッガーのことばをまじえながら、
崩れ落ちそうになる気持ちを支え引き締めてくれる。
「この授業、このテキストがあったから、いまの私の人生がある」
と語りつがれる哲学の名著。
日本を代表する哲学者が
「自己」「仕事」「孤独」「世間」「運命」「不幸」など
15章のテーマで語る人生の真髄。
https://www.amazon.co.jp/dp/4903500179/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_LpotCbDXJ32GK
前編はこのあたりで
後編の予定↓
本書のまとめ
読書会で読んだ内容について
ダイアローグ
読書会で行ったダイアローグについて
つまづきがちな概念
本書で出てくる「ん?」となりがちな概念について
●”原因”と”根拠”
●因果性
●形而上学
●価値論
●二元論
●物理主義
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