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アイスクリーム奮闘記

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福岡でスクリームアイスクリームというアイスブランドを立ち上げました。福岡に引っ越してきて、最高のアイスクリームが出来上がるまでの軌跡です。
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記事一覧

私はどう生きるか

アイスクリームが作れなくなりそうなので、
ゼロに戻って、どう生きていこうかをずっと考えている。

お母さんも心配して色々とSCREAMの未来を考えてくれたようで
「一度、実家に戻って、こっちで仕事を見つけて、働きながらお金貯めて、またやりたいことができたら始めればいいじゃない。」
という”お休み案”の翌日には
隣のおばあちゃん家、今誰も住んでいないから、そこを改装してアイスクリームショップを作った

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24.07.06 商売人から事業家へ

24.07.06 商売人から事業家へ

半年以上前に、自分が書いていたnoteを全て見返した。
ショック・悔しさ・虚しささえ感じた。
これが、あの時、自分が考えていたことか。今の私と全然違うな。

悔しさという感情に向き合った。事業づくりにおいて自分が考えたこともなかったことを教えてもらった。価値観がアップデートされた。毎日のように戦うべき課題が見つかって、苦手なことに向き合って、苦しいけど、うっすらと見えるか、見えないかくらいの光に向

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23.11.28 事業家ジャーニー

23.11.28 事業家ジャーニー

こんな状況だし、悲しくて朝方まで起きていたのに、午前中はしっかり起きて美容室に行った。
今日のプランは、午後はカフェにでもいって、作業ではなく、近視眼的になることを避けて、できるだけ大きく、長い目でどう事業に向き合うかを考えてやってみる日にしようと思っていた。
昨日、私が行動に目的を集中させすぎたせいで、森也と久しぶりに衝突してしまった。夜、冷静になって振り返ると、本当に私は行動と達成に捉われてい

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23.11.25 願いを込めて動く

23.11.25 願いを込めて動く

クリスマスケーキを作ろう!
そしてマニフェストを掲げよう。

やっと行動することが出来そうで嬉しい。

ケーキの形、包装紙をプロセスを見せれるようにしよう。売り方をどうしようか?
教会でドーンとイベントをしたらインパクトあるよね。

次のスクリームに向けての期待感にどう繋げるかが大事だ。

ケーキの作戦会議の途中に、
アイスをどう食べてもらうのがいいのかを話していると
チュッパチャプスみたいな存在

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23.11.20 デカいことをする

23.11.20 デカいことをする

想定クライアントを考えていた。
飲食店に需要はある!
病院か、企業か、とか。

すぐにアイスクリーム屋というスタイルに捉われるし
みんな思いつきそうな現実的な取引先を考えてしまう。

レッドブルみたいに
大胆で、新しくて、インパクトのあるやり方が出来るはずだ。

マーケットイベントの覇者になる
毎回伝説を残し
とにかく周りを巻き込んで
協力者が集まって
ファンも出来て
熱狂を生んでいく、そんなやり

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23.11.12 自分の事業をつくる

23.11.12 自分の事業をつくる

今のブランドを終わらせる宣言をして、家業を継ぐことからも解放され、ゼロになった私たち。
これから何をしていくのか、どう生きていくのか。未来が見えない不安と焦りが襲ってくる。
行動したいのに、何をすればいいのか分からない。

そんなとき、慶吾さんが手を差し伸べてくれた。

出発点としての、バイブルをつくろう。
自分たちの事業を仮置きして、資料をつくろう。

今、一番必要で、そして唯一できる、「作る」

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23.11.15 大きく、大きく

23.11.15 大きく、大きく

営業資料と、ビジコンの資料をつくった。久しぶりに朝まで仕事をした達成感。

バイブルの続きをしなきゃ!と紙に向き合うも、紙に書いたりまた「考える」作業に入ってしまった私たちを見て
資料はただの道具。一番大事なのはそれを持って誰に話しにいくのか、実際に動いていないと意味がない。
資料づくりが目的でなくなった時点で手伝うのをやめた
と慶吾さんが話してくれた。

あーまた手を動かして満足する安心ゾーンに

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23.11.07 求められるものをつくる

23.11.07 求められるものをつくる

Fantasiaと井手さんのダイアログを読んだ。

考え方、感性、建築家としての姿勢。
全てに共感し、カッコいいと思った。

その中でも、特に井手さんの言葉で響いたものがあった。

マーケティングとかしたくない。
ものづくりや生き方に思いがあって、そこにファンはつくはずだ。というのが最近の私たちの考えだった。

これを読んで少し視点が変わった気がする。

慶吾さんに話してもらった自意識の話とも関係

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23.11.05 自意識と公共性の戦い

23.11.05 自意識と公共性の戦い

銀行に持って行く資料づくりをした。

古蓮とスクリムのそれぞれの活動をどう融合させるのかが課題だと思っていた。
二つの会社の間には仕切りがあって、これはこっち側、これはあっち側、と振り分けるような頭になっていた。

「古蓮の」店舗を拡大させたいという森也と
私は古蓮とは関係ない。スクリムに可能性を感じてるから、スクリムも伸ばしたい、という私。

「二人とも、自意識が強くて、経営意識が弱い」
慶吾さ

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23.11.02 文化の日

23.11.02 文化の日

カルチャーと題したイベントへの出店。

たくさんの飲食出店者さんたち
お馴染みの顔ぶれもあるし、新しい人たちも。

私たちは、何故、たくさんのイベントに出店してきたのだろう。

オンラインで販売開始したとき、こんなにイベント出店がメインになるなんて思ってなかった。
多くの人にブランドを知ってもらうために広島や東京で、福岡のコーヒーショップでイベントをさせてもらうようになった。
お客さんと話して、目

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23.11.01 外に目を向けてみれば

23.11.01 外に目を向けてみれば

鈴懸に甘味を体験しに行った。

平日なのに10組以上待ち。
和菓子販売のエリアも盛況、売り切れ続出。

あんみつの盛り付けがすごく綺麗で、ボリュームたっぷり。
パフェも、アイスも生クリームも甘すぎず、緑豆がいい食感を出していたり、下の方にあって途中から出てくる水羊羹が最高だった。

季節のパフェもあって、メニューも分かりやすく
また来たい、と思える空間だった。

空間の作り方、イスの低さ、メニュー

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23.10.30 ブランドの固定概念を覆しにいく

23.10.30 ブランドの固定概念を覆しにいく

パッケージをデザインして
単価を下げるために大ロットで印刷して
固定のラインナップをつくり
通年で安定的に供給できるように製造する
それがブランドのあるべき姿だよね。
という当たり前が、存在していた。

それって「食のロマン」を阻害する要因でしかないなんてことは、よく考えなくても分かることなのにな。

生産者との出会いで始まったブランドなのに、
冬にしかとれない果物を、夏にもアイスとして出せるよう

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23.10.29 商品開発について思うこと

23.10.29 商品開発について思うこと

この時期になると、毎年マックの三角チョコパイが食べたくなる。
先日、2日連続で真夜中に食べたくなったが、流石に遅い時間ので、車を走らせる代わりに、ネットで三角チョコパイや季節のスイーツ商品を調べていたら無事寝落ちした。(よかった・・)

マックの商品開発力はすごい。

冬に食べたいグラコロなどの毎年やってくる季節商品、今販促しているN.Yバーガーズと限定商品も毎回魅力的だけど
何よりも、定番の商品

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23.10.28 和への挑戦

23.10.28 和への挑戦

アレルギー+風邪+胃腸炎のダブルコンボで、昨日は1日お休み。久しぶりに、朝から夜までずっと部屋に閉じこもって横になっていた。
ストレスかな。この、日々の格闘も、身になり笑い話になるときが来るのだろうか。

知人で起業してガンガン展開している人たちを見て、私はいつまでも何をしているんだろうと焦ったりもする。いつまでもこんな感じなのかなと不安になったりもする。
店舗を広げることも、フォロワーがたくさん

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