4月日付シートダウンロード|万年筆とドラフトと再認識
4月の日付シートです。記事の一番下で無料でダウンロードできます。どうでもいいようなことをダラダラ書いていますので、「そんなんいらんわい」という方は、ひとっ飛びしてください。でも、読んでくれたらとてもうれしい。
今回は、チューリップがテーマです。「あーかーしーろーきいろー」のチューリップです。いまはピンクとか紫とか八重咲きとかいろいろありますけど、どのはなみてもきれいだな、ですけど、個人的には昔ながらの「ザ・チューリップ」が好き。
ところでいまでもこの「チューリップ」の歌は歌われているのでしょうか。小さい子でも知ってるのかな?
チューリップの他には、多分スノードロップだろう花とか、クローバーとか、青いちょうちょだとか、イースターのうさぎやたまごなんかを使っています。始まりの春に幸運が訪れるといいな、って感じで。今年のイースターが実はぎり3月だったとか、スノードロップの花言葉を調べていたら、案外怖い花言葉もあったとかは、脇に置いておきます。
さて、最近やっと、ずっと止まってしまっていた仕事を再開し、今は資料作りの真っ最中です。資料の作り方も人それぞれなんでしょうが、私はまず下書きのメモから作ります。
いちばんはじめの構想段階では、犬の散歩やドライブをしながら、頭のなかにあるバラバラとしたアイデアの切れ端のようなものを、単語や短い文章で、スマホでNotionというアプリを使って思いつくまま書き留めます。
次の段階では、そのアイデアをもとに「何をどう書くか」みたいな資料のドラフトを作ります。いまこの作業の真っ最中なのですが、このときは、手書きじゃないとうまくできません。ノートに思いつくまま、自由勝手に文字や図を書き込みたいので、そのスピード感や自由度が、パソコンやスマホなどのデジタルとなじまないのだと思います。
でですね、今まではその時に、フリクションペンや、ジェットストリームやアクロボール、ユニボールワンや鉛筆シャープを使っていて、まあ、それなりにどれも良かったんですが、今回はじめて万年筆を使ってみたんです。
というのも、先日引き出しを整理していたら、ペリカンのインクカートリッジが出てきまして「なんでこんなものがあるんだろう」と考えたら、むかーし雑誌の付録として衝動買いしたムーミン柄の万年筆のために買ったことを思い出したんですね。「そーいや万年筆あったな」と、その万年筆を探して、引っ張り出してきて見た途端、「そうだ、インクがなくなったから、カートリッジを買おうと思って、でもなかなか買えなくてそのまま忘れてた」ということを思い出しました。
いやいや、カートリッジがなくなったときには、すでにカートリッジの予備はあったわけで、その時点で、予備のカートリッジがあることを忘れて、さらに、カートリッジがなくなっていることすら忘れて万年筆を放置し、さらにその万年筆の存在すら忘れていた私って。
と、過去の自分の記憶力に1秒ほど呆れてから、おもむろにそのカートリッジを入れ替えたわけですが、何年も放置されていたムーミン万年筆はすっかりへそを曲げてまして、ペン先を洗ったり温めたり、アルコールで拭いたりして、ご機嫌をとり、やっとの思いで使えるようになりました。
話を戻しまして、そんな自業自得感の半端ない万年筆を、ドラフトづくりに使っているわけですが、これがとっても良いのです。するするというかぬるぬるとした書き心地と、紙と触れ合う音、はっきりした色、かつペン先が太めなので、大きな字にならざるを得ない感じなんかが、頭の整理にぴったりだな、と。五感をフル活用するって大事。
万年筆ブームなのはもちろん知っていましたが、沼化しそうなのが目に見えていたので、半眼の横目で流し見ていたのですが「これが万年筆LOVERたちが言っていたことか…」と、改めてその魅力を再認識したのでした。今年の春はいまさらながら、万年筆マイブームが来そうです。
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