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34歳女子が突如「進撃の巨人」にハマってしまった件。

いやー。なんなんですかあのアニメ………。

※ ちなみにわたしはアニメ勢なので漫画は読んでいません。

数年前、「進撃の巨人」が世界的ブームになったことは知っていましたよ…。

でも当時は特に興味が湧かなかった……。そりゃもう全く…。


ところが、ある日、ふとアマプラで観てしまったが最後、それ以来もうほとんど毎日を「進撃の巨人」に費やしています。ゆうてもここ数か月でしょうか。

しかもいまなんとファイナルシーズンが始まっています!なんとタイミングがよき!


なんでこんなにもハマってしまったんだろうか…。

まぁ彼氏もおらず、することもなく、趣味もなく、ただひたすらに毎日をダラダラと過ごすだけの生活だったので、人生が輝き始めたというにはあまりにも大袈裟ですが、でもそんな気がしています。。。

一体何に心を鷲掴みにされたんだろうか…。

もともとアニメオタクではありません。「好きなアニメは?」と聞かれれば、ジブリ作品やディズニー作品でしょうか。でも特にこれといった思い出も思い入れもありません。

リヴァイ兵長がイケメンだからでしょうか。いや、そんな単純なものではないはずなんです。

やはり、印象的なあの「第一話」ではなかろうかと…。

まずは、よくわからない設定。人類は巨大な壁の中での生活を余儀なくされており、壁の外には巨人がいる。そして壁の中の人類は、巨人を恐れている。巨人は人間を捕食対象としているから…。そしてある日突然、超大型の巨人が現れて壁を破壊し、多くの巨人が壁の中へ侵入。逃げ惑う人々。巨人に食べられる人々。そんな中、とある巨人が当時10歳の少年(主人公:エレン)の母親を食べてしまう…。

「第一話から衝撃的な展開」というのは、もしかしたら漫画としてはありがちなストーリーなのかもしれないけど、「進撃の巨人」については妙に続きが気になって仕方ない。とにかく先が気になる。続きを知りたくなる。次はどんな展開になるのか気になる。続きを観たい、続きを観たい、何が何でも続きを観せてくれ。。。

そもそも人類はなんで壁の中に追いやられたの?てかあの壁はどーやって作ったんだ?壁内は100年平和だったというのに、なんである日突然巨人が攻撃してきたんだ?

とにかく第一話目から疑問が多すぎる。これがハマってしまった最大の要因かも。これをひとつひとつ紐解いていくのがこの「進撃の巨人」の面白い観方なんでしょう。

次に思い当たる節を考えるに、個人的には、

「進撃の巨人」は、人種差別とそれが引き起こす戦争について描かれているという側面から、私たち人類が歩んできた歴史と似ているところが皮肉だけど印象的だと思うんですよね。「あくまでも漫画のセカイだから全然関係ないよね~」、なんて、そんな風には全然思わせてくれない。

その意味でこれはまさに過去を学ぶ『歴史の教材』みたいだなーなんて思うんですよ。わたし歴史すきだったので、これもハマった要因だな。

さらに言えば、「異なる民族は争いなく共存することが可能なのか?」という人類最大の問題を、観ている者に容赦なく突きつけているように思われる。。。

どの国、どの立場、どの人にも正義はあるわけで、でもその正義はとても一方的なものだったりする。だから逆の側から見ると悪にもなるんだよね。

ファイナルシーズンに入ってから毎回観ててつらい。。。。これまでは主人公エレンを含む壁の中の人類が圧倒的に弱者で、多くの犠牲をはらいながらも巨人に立ち向かい、壁の外の世界を目指すことで壁の中の真実をあぶり出していく。これがまさに圧倒的正義だと思ってたのに……。



はぁ………。

今夜も楽しみです。


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