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看護師・リハビリ訓練士の事業所を切った理由

ずっと合わないと思っていた、訪問看護師と訪問リハビリ訓練士の事業所を切りました。

両者が合体している事業所で、例えば訪問リハビリだけを受けたくても、看護師にも訪問してもらわなくてはいけないシステム。

看護師に対しても訓練士に対しても小さな不満や違和感が降り積もり、信頼関係が築けなくなり、嫌悪感を抱くまでになっていたのです。

今回は、積もっていった不信感について綴ります。

発症から退院までの記録はこちら↓

看護師についての不満、違和感

ちゃっちゃか行きましょう。

1.私のせいにされる
退院直後、補助用具の請求書が無くなりました。
支払おうと思って、テーブルの上に置いておいたのに。
探しても見つからなかったので、連絡をして再発行をしてもらいました。

が。

看護師が訪問してきて、看護師ファイルを開いている時に、請求書が挟まっているのを発見!
「あ、それ! 探してたんですよ!」
私は触ったことがないファイル。看護師が間違って挟んでしまった以外、考えられない。

間違うことはあるから、別に挟まっていたこと自体を責めるつもりはありませんでした。「ごめんなさい、間違って挟んでました」という言葉があれば、それで解決の出来事だった。

ところが、「退院直後で、頭が混乱していて間違えたのね」みたいな、私のせいにされる発言。

いえいえ、私じゃないですから! そのファイル、触ったこともないですから!

2.お風呂の訪問は週1
退院直後(6月半ば)にお風呂の介助のために訪問していた看護師。

「次の訪問は1週間後」というので、「え、夏場にお風呂が週1ですか?」と返すと、「そうです!」と明るいお返事・・・。

3.急に回数を増やす
「お風呂が週1」のスタンスなら貫き通せば納得できるものを、ヘルパーさんがお風呂介助に入ると知ると、急に回数を増やしてきた。

ライバル意識なのか、商業的なことなのか・・・。

4.お風呂介助が下手
お風呂介助の回数が増えたものの、介助はヘルパーさんより手際が悪い。(なのに、介助はヘルパーさんには無理と言う)

そしてお風呂後の浴槽を洗うのは「看護師の仕事ではない」ということか、汚したままで帰ってしまう。なら、最初からヘルパーさんがやってくれた方が良い。

5.マットを買い足すように言われる
お風呂介助が下手なので、足元が滑りやすく、滑り止めマットを追加購入。

そこで、「もう1枚あったほうがいい」と買い足しを提案される。

は? この狭いお風呂にマット2枚はいらないでしょ。ちゃんと考えてます?

6.回数を減らしてくれない
お風呂介助がヘルパーさんの仕事になり、看護師はやることがなくなったので、訪問回数を減らしてくれるよう依頼。

ところが商売なのか、リハビリをするから訪問回数はそのままと言われる。

7.リハビリ介助が下手
提案してきた割に、リハビリ介助が下手で、こちらも自信を失ってくる。

8.自分らの間違いを認めない
その後、入れる回数を間違えたらしく、「回数が多すぎたから減らす。多すぎた分は普通は自費だが、今回は特別に請求しない」と言ってくる。自分らが間違えたくせに恩着せがましい。

9.わかってないのにわかってるようなことを言われる
「わかるわかる、焦る気持ちはわかるよ~」
と、わかってもいないのにわかる発言。全然、焦ってないし。

10.リハビリの評価がネガティブ
「今日はバランスを崩した」「調子が悪い」
など、リハビリの評価がネガティブ。

あのね、できないからできるようになりたくてリハビリしてます。

できるなら、やらないです。

バランスを崩してしまうから、ぐらつかずに歩けるようになりたくて、リハビリしてます。

言葉の力は大きい。「できない」と言われると本当にできなくなってしまう。回復期の大切な時期なのに。もう近くにいてほしくない。

訓練士に対しての不満、違和感

1.歩きたいのに歩いてくれない
退院直後から「歩きたい」と言ってます。リハビリで歩くのを楽しみにしてます。

歩くだけが歩くリハビリではないのはわかってます。しかし、歩く回数が少なすぎじゃないですか?

2.歩きに対しての適切なアドバイスがない
肝心の歩きリハビリをしていても、適切なアドバイスがありません。質問しても、「おお! 専門家は違う!」と思える回答もなく・・・。

3.チャレンジするどころかブレーキをかける
例えば今、5m歩けるなら、5.1m歩くことにチャンレンジしなくては歩けるようにはならないです。最初はきつくても、チャレンジしていくことでできるようになる。危険なチャレンジはNGでも、少しずつワンランク上にチャレンジしなくては。

しかし、「5mしか歩けないなら、それ以上は危険。怪我したら責任負わなくちゃならないから4mにしとく」と保身を考えて、安全ばかりを重視するのは、チャレンジにブレーキをかけることです。

危険なことはNGって、そんなのわかってる。そんなことにチャレンジしようとはしていない。でも、少しずつ安全内で上のことにチャレンジしなくちゃ良くならないですよね?

4.必要ない補助用具を勧められる
シャワーチェアは購入したのに、もう1脚買うように勧められる。いらないよ。

5.装具屋を紹介すると言ってくる
装具屋の対応が悪いと決めつけ、知っている装具屋を紹介すると言ってくる。そんなこと誰も頼んでない。そもそも段々、装具は付けなくても大丈夫になってきている。

6.気に障る発言
少しずつ再開したライティングの仕事について、「コスパが悪い」とか気に障る。じゃあ、コスパの良い仕事を紹介しろと言いたくなる。

7.時間より早くやってくる
あと10分あるから済ませてしまおうと思っていることがあるのに、決められた時間の10分前にやってくる。

「10分前に来たら、10分繰り上げて帰る」と言うけど、自分の都合優先か。

不満が爆発したきっかけ

入院中から私が目指しているのは「もっと歩けるようになりたい」。

退院する時、病院に車椅子を置き、両手杖(ロフスト)で歩いて病院を後にした。

両手杖でよちよち、少しずつ片手杖に、そして杖無しで歩くことを目指している。

一時寝たきりになってしまったところから、よちよち歩きで退院、そして「もっと歩けるようになりたい」と願うのが、高すぎる理想とは思わない。がんばって手を伸ばせば、絶対につかめる。

遊びじゃない、人生がかかっている。

小さな不満は「仕方ない」と抑えるようにしてきた。不満が爆発したきっかけは、「この人たちと関わっていたら、回復しない」と危機感を抱いたからだ。

「歩きたい」気持ちを一番理解してくれて、名目をつけて歩くことに付き添ってくれているのはヘルパーさんだ。

訓練士は「自分が歩く訓練をするのであり、ヘルパーにはその資格がない」と言った。

いえいえ、あなた、歩く訓練してくれないですよね。しかも理学療法士って名刺には書いてあるけど、理学療法士じゃないですよね。作業療法士ですよね。作業療法士でもすごい人はいるけど、歩くことについて適切な指導をしてくれてないですよね。してくれないどころか、歩くことを阻んでくる? ・・・いい加減にしろ!

歩くことを目指している私にとって、医師の指示がある無いも、資格があるもないも関係ない。やっていることがすべてだ。(主治医の先生は自分は指示してないと言ってたけど)

「資格」とか「法律的には」とか上から目線で権力的な言葉を持ち出して、本当に私に回復して欲しいって思ってます? 思ってないですよね。

「一緒に歩くのが友達なら何も言わないです」ってどういうこと?

ヘルパーさんはNGで、友達ならOKって。

私に何かあったら大変だからという理由なら、友達もヘルパーさんも同じレベルですよね。ヘルパーさんだと自分の責任にもなりかねないから、NGって言ってますよね。保身ですよね、私のためではないですよね。

あのね、何度でも言う。回復期の大切な時期なんです。本当に私の回復に寄り添ってくれる人以外、いらないです。無害ならまだしも、邪魔してくるなら、消えて。

イヤなものをイヤと言えるようになった

どんなに説明しても伝わらないと判断し、「××(事業所の名前)とは合わないです」と伝えた。

私から断ったはずなのに訓練士は「(私が言うことを聞かないので)責任を取れないから外れます」と相談員に報告したらしい。どんだけプライド高いの。

で、「次に引き継げるところを紹介する」と言っていたのに、「当たってみたところ、(私のようなひどい状態の利用者を)引き受けるところはなかった」ですって。失礼すぎる。

これ、報告するときには「(私の方から)紹介されるのを断った」ってことになってる気がする。うんざり・・・。

でも、入院して退院して体のリハビリをしてきて、心も整ってきたかなって思います。だって、イヤなものをイヤと言えるようになったもの。

以前の私だったら我慢して、ストレスになっての繰り返しだったような気がする。

私の耳には入っていなかったけど、この事業所、退院後から私のことを「できないのにできると思い込んでいる危険人物」と評価していたらしい。ひどいね。こんな人たちと関わっていても、良くならないわ。

ちょうど通所リハビリの話が来ていたタイミング。これは切り替えなさいっていうサインなのかも。

入院していた時に、ある患者さんが、他の歩くのを怖がる患者さんに言っていたのを思い出す。

「車椅子のままでいいなら、怖いからってやらなきゃいいよ。でも、それじゃ嫌なんだろ? 歩けるようになりたいなら、怖くても、できなくても、(リハビリを)やるしかないんだよ」

あのね、歩けないようになってから歩きだすときって、怖いんです。2つの小さな足の裏で、大きな体を支えるんですもん。普通にやってるときは気づかなかったけど、すごいことですよ。

でも、怖くてもやるしかない、リハビリに取り組んでいる人たちは必死です。何度でも言います。遊びじゃない、人生かかってるんですよ。

とはいえ、歩くのは楽しいです。楽しいことをできるようにがんばっていきます。

信じた道を突き進むしかない。行くぜ!

ご覧いただき、ありがとうございます!楽しんでいただけたら、スキしてもらえると、テンション上がります♡