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自分がバカに思えたけれど、知識を付ければいいんだと切り替えた【リハビリ日記62】

2020年6月に退院してからリハビリ生活を送っています。
初めてのことばかりですが、手続きが必要なときは、相談員さんや役所の職員の方たちなどが知らせてくれるからと思ってきました。
基本的に、専門の方たちに任せておけば大丈夫と。

しかし、やはり自分がしっかりしなくては、自分のことは自分でわかっておいたほうがいいと思った経験について書きます。

有効期間3年の障害支援区分

2023年6月で、退院してから3年になります。

先月3月に、相談員さんと話したときに言われたこと。
「前回の認定が入院していたころだったので、3年が経ち、認定の見直しになります」

再認定のためには、役所の担当者の調査と、医師の意見書が必要。

なので、その時期になったら役所から連絡が来る、とりあえずそれを待っていればよいとのことでした。

そのときは、なんの認定の見直しなのか詳しくはわかっていず、なにか手続上必要なことがあって、
「時期になったら連絡が来るのね」
とふんわりと思っていました。

が、その後、調べたので、今ではなんの認定の見直しなのかわかります。
3年間が有効期間で、3年経つと見直しになるのは「障害支援区分」。

介護保険だったら介護度の認定があるかと思いますが、私の場合、障害者手帳なので「障害支援区分」になるようです。

区分1から6まであり、数字が大きくなるほど障害が重いということになります。
そして、その区分によって、受けられるサービスが決まる。私の場合、ヘルパーさんの介助と、機能訓練(リハビリ)を受けています。

先の話かと思っていたら、早々に連絡が来た

6月という話だったので、まだ先かと思っていたら、早々に役所から連絡が来ました。

今の状態を聞かれて答えて、
「こちらで確認したいことは、以上です」
と、役所が行う確認は電話で済んだようです。

あとは医師の意見書が必要ということで、
「その書類は、K病院に送っておきました」
と。

K病院とは、入院していた病院。
退院後は別のクリニックの往診を受けているのですが、そこがこういった提出書類を書いてくれないため、前回(2年前)、診断書が必要だったときもK病院にお願いしました。

3月に相談員さんと話したときにもその話になり、
「役所にも事情は伝えておきます」
と言っていました。
しかし、その後4月に異動があったらしく、相談員の担当者が予告もなく変更になりました。

役所に病院のこと、伝えてくれたのだろうか?
と疑問に思いつつ、聞いてみると、役所の担当者は、
「え! そんなことが! 知りませんでした。でも、診察を受けているクリニックに書いてもらったほうがいいですよね。確認してみますね」
と。

K病院に電話することに

役所の担当者が往診のクリニックに聞いてみてくれた結果、やはり「書けない」とのこと。

なので、意見書はK病院に書いてもらうしかない。
しかしK病院の診察を受けたのは2年前。
担当医の先生が異動になっている可能性もある。意見書を書いてくれるとしても、2年も間が空いているから一度診察に行く必要はありそう。。

K病院に書類は送って、もう届いているはずというので、
「私はK病院から連絡が来るのを待っていればいいですか?」
と聞くと、
「書類が埋もれている可能性もあるので、こちらから聞いてみるほうが早いと思います」
と。

待っていても時間がかかるだけの予感がしたので、K病院に電話してみることにしました。

描いていた電話での話

K病院に電話するに当たり、私が描いていた話の展開は次のような感じです。

(1)3年が経過し、認定見直しがあり、医師の意見書が必要なため、役所から病院に書類が送られていると伝える。(K病院はリハビリの病院なので、3年ごとの見直し・意見書といえば、なんの認定なのかピンと来てくれるはず)

(2)書類が届いているかどうかの確認後、意見書に対応してくれるとしたら、診察が必要かどうかを相談する。

(3)診察が必要と言われた場合、予約が取れるのかの相談をする。

と、イメージして、電話をしました。
そして、2020年6月に退院したことと、今回のことを伝えると――

自分がバカに思える展開に

結果的に、(1)の書類の説明から先には話が進みませんでした。

電話相手の女性、なんとなく最初からイライラしている様子でした。そう感じただけかもしれませんが。

「その書類は、あなたが送ったんですか? 役所ですか?」
私「役所の支援課が送ったと言っています」
「(だから~、みたいな感じ)支援課のどこですか?」
私「いつも支援課といっているので、支援課しかわかりませんが、障害の関係かと思います」

「障害者手帳の更新ですか?」
私「手帳の更新ではなくて、手当てとかを受けるためのものだと思います(正しくはサービスだった)」

しっかりと把握していなかったため、きちんと説明できませんでした。
なんの認定なのか、ピンと来てくれるだろうという期待は玉砕。

結局、役所に確認してもらうことになったのですが、話していて自分がバカなんじゃないかと思えてしまいました。

なんていうか、わけわからない電話して、きちんと説明もできない頭がゆるい人みたいになってしまって、、

自分が知識を身に付ければいい

イヤな気分になり、最初はいろいろ不満めいたことを思いました。

リハビリの病院なら、3年ごとに見直しになる手続きについて知っていてくれていいんじゃないかとか、役所もいきなり書類を送るのではなくて、送ることを伝えてから郵送すれば良かったのではないかとか、そもそもなぜ往診のクリニックは書類に対応してくれないんだとか。

でも、うまくいかなかったことを人のせいにして、不満を抱えているのは気持ちの良いものではありません。

なので、気持ちを切り替えました。
知ってくれていて、慣れているからスムーズに話が運ぶはずと期待するのが間違っていた、当たり前のことなんてないのだから。
そもそも自分のことなのだから、内容をきちんと把握していなかったことが良くなかった。

誰かのせいではなくて、自分を心構えを変えれば良いと思うほうが潔くて、悶々と抱えていた不満もイヤな気持ちも消滅しました。

結果的に、障害支援区分について知識を得られたのでラッキーでした。
物事、考え方次第ですね。

しかし、診察に行くとして、ヘルパーさん付き添いで半日がかりになりそうです。
2年前、今よりヨロヨロの状態でよく頑張って行けたなあ、と今更。
今回はだいぶ楽になっているはずだー。

自分で自由に外出できるのを目指すぞう!

退院して1年後(今から約2年前)、入院していた病院に診察に行ったときの記録はこちら↓

気持ちを切り替えるスキルは大切。こんな記事も書いています。↓


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