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漢方で梅雨の不調を乗り切ろう! 文:五野由佳理

2021年6月19日
文:五野由佳理 (漢方専門医)

そろそろ紫陽花がキレイに咲きはじめてきました。
咲く花々で季節を感じられるのが日本の良さです。
ただ、このジメジメとする梅雨はあまり1年の中でも好まれない時期ですね。

植物や動物、そして人間にとっても生きていく上で必要な雨なのですが、雨が続くとどうしても、「洗濯物が乾かない」「服が濡れる」「髪の毛が広がる」「外で遊べない」などつい不平を口にしてしまいます。
何となく気分もあがりません。

実際に、湿気があると人間の体の中のバランスが崩れて様々な不調がでてくることがあります。今回は、梅の時期に陥りやすい症状と漢方のお話しをしてみようと思います。

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