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ブランドの重要性と誰から買うか(人の購買行動の変化を考える)

私が市場を見る上で、そして仕事をする上で大切にしていることを少し書きたいと思います。

今は、どの業界でもモノで溢れています。
特に日用品や嗜好品、宝飾品、アパレル、無いモノって存在しないぐらいの飽和状態。
もちろん、私が関わっている化粧品店業界も同じで、多数のブランドがひしめきあい、新商品が毎月、いや毎日のように数多く発売されているのが現状です。

そして、各社の技術、ITの進化に伴って、おそらく各社の商品の差別化を図るのはいっそう難しくなります。
とてもとても、、、、消費者が見ただけではわからない、何が違うの?どれを買えばいいの?
そうなったときには、いくつかの思考回路に分かれます。私なりの解釈です。

1、安いモノ
2、近くで買えるモノ、ネットで変えるモノ
3、パッケージがかわいいモノ、素敵なモノ
4、他のアイテムで使っているモノ
5、好きなブランドのモノ
6、信頼できる人が勧めていたモノ

これから大切になってくるのは「5、6」なのだと思うのです、絶対に。

低価格で品質の良いモノ、それは誰でも作れる世の中になります。
そして、どこでも買えるモノ、おそらくコロナの影響で、ネット販売化は加速します。
お取り寄せ含めて、日本のどこに住んでいていたとしても、買えないものは無くなってくるはず。
一部の希少なものを除けば、世界中の商品が購入できる世の中に加速していくでしょう。

そうなったとき、確実に、購入判断は「5、6」に絞り込まれます。
そこが、唯一で最大の購買理由になるはずです。
だからこそ、「5」に通ずるブランドの思考や価値観、世界観がどれだけ大切か、これからの重要性は今まで以上に上がっていくと思うのです。
数ではなく、人は感情、心で動くと思うから、それを大切に、明確にしているブランドは強いと思います。

そしてもう一つ、「6」誰から買うか、
販売員さんから、お勧めしてくれた友人から、信頼できる著名人から、いろんな対象があるでしょう。
どうせ同じものを買うなら、人との繋がりで買いたいし、誰からのプラスになるなら、その方が良いと思うと思うのです。
コロナの影響で、お取寄せや支援が活発に行われています。
いつもの馴染みのお店が困っているなら、同じ卵なら、そのお店で買いたい、そう思います。
同じものでも、誰から買うかで、買うものの価値が変わります。
同じお金を使うなら、意味のあるお金を使いたい、そう思います。

そのとき、自分が売りたいものが、消費者の心に刺さる人から買うことができるか、そこって大事だと思うんですよね。
このサービス広がるかな?と思っていた「楽天ROOM」加速しそうだな、と感じ始めている今日この頃です。
売っているブランドより、使っている人に興味がある時代に変化していると思うから。

https://room.rakuten.co.jp/all/items

少しでも、何かの気づきにつながりますように・・・
本日も最後まで、ありがとうございました。


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