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PRESIDENT Online 第2回

こんばんは。
本日、プレジデントオンラインさんで連載2回目の抜粋記事がアップされました。(Yahoo!ニュースでも掲載しています)



相変わらず…ちょっと怖めなタイトルですが、
『アドバイスケアプランニングについて考えてみよう』という内容です。

アドバイスケアプランニングとは、

万が一のときに備えて、あなたの大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、自分自身で考えたり、あなたの信頼する人たちと話し合ったりすることを「アドバンス・ケア・プランニング-これからの治療やケアに関する話し合い(愛称:人生会議)」といいます。

https://www.med.kobe-u.ac.jp/jinsei/acp_kobe-u/acp_kobe-u/index.html


万が一に備えて考えるということですが、万が一の時とは、病気になったときや、病状が変化したとき、死に向かう時などです。

今回の抜粋記事では、死に向かう時のアドバイスケアプランニング、どんな最期を迎えたいか。について書いてあります。


先日、私は極楽浄土についての記事を書きました。その中で、極楽浄土へ行くための条件として、

臨終に心を乱さない

というものがありました。

臨終、
つまり自分が亡くなる時になりますが、
そのときに、
『もっとこうしたかった』
『こんなことになって、後悔しかない』
と、さまざまな、未練が次から次へと浮かび、人の心は乱れやすくなります。

死の直前まで、後悔でいっぱいだと、この世への未練が膨らみ、極楽浄土へは行けないと言われています。
こころ穏やかに、人生の最期を受け入れる…のは、理想ですが、なかなか難しいものだと思います。
ですから、少しでも穏やかに、臨終に心を乱さないために、私たちは、
自分の最期について少しでもイメージしておくこと(アドバイスケアプランニング)が、大切だと思います。

死をイメージするとネガティブになりがちですが、自分にとって幸せな最期を迎えるために、どうしたらいいのかを事前に考えると、怖さが少し減るのではないでしょうか。

たとえば、こんなイメージがあるとします。

仲の良い友人や家族と、思い出を語り合いながら家で最期を迎えたい

このイメージから本人の希望を汲み取るならば、
最期は自宅で過ごしたい。
ギリギリまで話が出来る状態で過ごしたい
という希望が想像できますね。


他にも、

最後は、家族に負担をかけたくない。
痛みを無くして眠るように最期を迎えたい


というイメージならば、
緩和ケア病院での看取りであったり、
施設で在宅医と連携しながらの看取りなどが想像できます。


細かく治療についての選択を考えるとなると、大変な印象かもしれません。
ですので、まずは、こんな風に、理想の最期について想像することからはじめてみてはどうでしょうか。

ちなみに、私は現時点では、
子どもや猫達に囲まれながら最期を迎えたい、
痛みはとって欲しい。
というイメージがあります。
ですので、私は最期は家で、在宅医療を希望したいと思います。




自分の人生は、
最後まで自分が選択し、
自分らしく人生を全うできるように、
それぞれが、
アドバイスケアプランニングについて考えられたら、いいなと思っています。


明日で連載は最期です。
ご興味持っていただけたら幸いです。


読んで頂きありがとうございました😊

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