【節税方法】法人保険加入のメリット
こんにちは。
今回は、法人保険の加入メリットを
お話していきます。
まず、
その前に以前の法人保険を見ていきましょう。
以前の法人保険
以前の法人保険は、
解約返戻率が、
95%や100%以上
かつ
半分損金or全額損金
に出来て、
役員のみでも可
でした。
しかし、これらの保険は
節税のための保険ではないかと国から指摘を受け、
2019年に売り止めになりました。
現在の保険
では、現在の保険を見ていきましょう。
現在の保険は、
例えば、30年契約の場合は、
12年が4割損金
18年が全額損金
にしても良いですよ。
という保険内容になっております。
ただ、保険の場合は、
途中で解約しないと損を指定しまうので、
一般的には、途中で解約します。
なので、トータルで見ると、
6割ぐらいしか損金に出来なく、
また、解約返戻率は
75〜85%ぐらいになってしまいます。
養老保険
ただ、養老保険は引き続き継続しています。
この養老保険と売り止めになった保険の違いは、
社員全員が加入するしないの違いです。
養老保険は、
社員全員が加入しなければなりません。
これは、
社員の福利厚生として使われる場面が
ほとんどです。
つまり、社員の退職金ということです。
この積立たお金が、
そのまま退職金の代わりになり、
その人が辞めた時に、
企業が養老保険を解約し、
退職者に支払うというわけです。
解約返戻率は、95%以上
半分損金にできる
なぜ継続したの?
養老保険だけが、なぜ継続されたのか。
それは、凄くシンプルで、
企業が退職者に支払う退職金がないのは、
少し可哀想ということで継続されました。
※企業は、退職金を払う義務はありません。
まとめ
法人保険は、以前のように、
法人にとって貴重な節税方法でしたが、
現在は、少し解約返戻率が下がったり、
損金が半分であったりと内容は悪くなっています。
しかし、
それでも、メリットはあるので、
それぞれの会社によって選ぶことが大事です。