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春の音

昨日は確定申告に行ってきました。昨年も、確か同じ感想を書きましたが、LINEで相談の時間予約ができるのは便利ですね。

密もなくサクサクと言いたいですが、今回は「スマホ対応コーナー」があり、スマホでの申告でした。来年は、スマホでやれ!というメッセージでしょう。

小一時間かけてやっと申請しました。スマホ申告は出来ないことはないですが、やはり、大画面のパソコンでやりたいです。


春の音家族総出の田植えかな


昭和三十年代生まれのわたしには、小学生になると家族総出で田植えや稲刈りは当たり前でした。

今では機械化が進んで、田んぼの準備も田植えも稲刈りも一人でできます。時間も早くて昔とは違います。

便利ですが、一人で田んぼにいる高齢のおっちゃんを見ると、少し寂しくなります。

お供は白鷺くらいで、機械にびっくりした虫とかミミズを捕らえているのでしょう。

春の音も変わってしまいました。

ここで俳句の先輩から突っ込みが。田植えも季語とのご指摘です。


春の音尻を並べて苗を植え

さて、どんな春の音が聞こえるかしら。



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早苗さなえ束放る役目の子の真顔


今では機械でやるのでほぼ必要ないですが、手で植えていた頃は、田んぼの中ごろにいる両親に、早苗の束を投げる役割を任ぜられました。

近いと泥が跳ねますし、遠いと手が届かないので、すごく真剣に投げたものです。

ちなみに、田植えをする時には田んぼに水が張られています。腰を落としすぎるとお尻が濡れます。

そこで、空いた灯油缶に紐をつけて、それを腰に結びつけて、しゃがむと灯油缶でお尻が濡れない工夫がされました。

今でも同じようなものが使われていますが、農作業には工夫がたくさんあって、しんどいけれど楽しいこともありました。


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これで棚田も終わります。我ながら、配色が紙一重な人格な気がします。どうして畦道が緑ではなく赤いのか、色で人格占いがあれば何と言われることやら。

それに昨日の燃える闘魂みたいな棚田、どうやら、棚田と伝わらない人も出る有り様。

なので、今回も「どこが棚田やねん!!」と突っ込みがきそうです。

どこからどう見ても、ドク!ドク!と血潮の流れる、生命力に溢れた棚田です(笑)。

蒸気機関車は、もう少しあとで投稿と思いましたが、リクエストに応えて(?)投稿です。

なんだか空から戻ってきたみたいな構図で、メルヘンチックです。自画自賛。