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第22話:創作に自信がなくなったら思い出す話w

 て、偉そうに書きましたが、私が一番自信を無くしてるんですよね。だって私の書くものって、経済の小説だったり、物理の小説だったりでして‥‥。まぁ、普通は読まないですよねって小説ばかりなんですもの。今は「エンタメ全振り」の「ラノベ」が受けてる時代、私みたいに「読んだら知識が手に入る」的な「学研小説」は敬遠されますよね。知ってますw

 もちろん私の小説がなぜ敬遠されるか? 理由はわかってます。だって、難しい知識を得る手段としては、動画の方がメディアとして断然優れているんですもの‥‥。必要な知識を必要なだけ欲しい人にとっては、物語なんて不要ですもの‥‥。はい、自分をちゃんと客観視できる私は偉いw

 って、話がそれてしまいましたね。今日は、私も含めて、自分の小説が読まれないと嘆いている皆様が元気が出るお話をしようと思います。といっても小説ではなくゲームの話ですすけどねw。てことでまずは下記のページを見てください。

 これSteamの売上ランキングですが8位に注目してください。おっと、注目して欲しいのはモンハンじゃないですよ。もう一つのCivilizationの方です。このゲーム、私、すごい好きでして、自分が民族のリーダーとなって、その民族を他民族に比べて頭一つ抜きんでることにすることを目的としたゲームなんですよね。って、世界中で大ヒットしているゲームですから皆さん知ってますよね。ごめんなさい。今日は、そのゲームの内容ではなく、このゲームを作ったのがシド・マイヤーにスポットを当てた話になります。

 上のyoutubeの動画なんですが、シド・マイヤーのインタビューなんですが、ここではとても興味深いことが色々語られています。すなわちシド・マイヤーが創作に対してどう考えているかが語られているのです。ね、興味深いでしょ? そしてこれ小説にも応用できるんですよ。大切なことを色々話してくれているんですよ。今日は特別にそのポイントを箇条書きにしてみました!

①Civilizationは新しい分野に、もっと大きなものに挑戦したくて作ったゲーム

②Civilizationは、自分の過去に作ったゲームを土台にして作ったゲーム

③Civilizationの特徴である技術ツリーは、テクノロジーの歴史の「本」から着想し、その本を「熟読」したことによって生まれた

④シドマイヤーですら、Civilization制作時に「こんなゲーム楽しむ奴いるのか?」という「絶望の谷」を経験し、完成できそうにないと考えた

⑤Civilizationですら、Sim City等の他のゲームからインスピレーションを得た

⑥Civilizationですら「絶望の谷」を抜けるため一回作品を寝かせ、他のゲーム作った後に、ゲーム制作を再開した

⑦Civilizationの制作を止めていた間に作ったゲームから大きな学びを得た

⑧自分たちがCPUリソーセス不足のために実現できなかったゲームが、時代が流れた後でてきて大ヒットした(Age of Empires)。

⑨Civilizationを発売した後、止め時がわからないというファンの意見に耳を傾け、なぜ、ファンがそういう気持ちになったかを解析した

 どうですか? いろいろヒントが隠れていると思いませんか? あれだけ世界的にヒットを飛ばしたゲームでさえこんな苦悩があるのだし、あれだけ世界的にヒットを飛ばしたゲームだからこそこんな工夫をしてるんだ! と思いませんでしたか?

 私もそうですが、色々行き詰まると同業他社の成功ストーリーを読んで真似しようと考えてしまいがちです。でも、意外と、自分と違う分野、すなわち自分が触れてこなかった世界にこそ答えが隠されていることが多いんですよね。私はこの動画を見て以来、行き詰まったら、あえて小説以外の分野に目を向け、ヒントをもらうように心がけています。

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