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本音で伝える採卵プロセス(前編・後編)

私の採卵手術の体験についてお話しします。結論からいうと採卵はちゃんとできたけど、ホルモンのせいなのか後半はメンタル・フィジカルともに最悪でした。

着床前診断のための採卵手術(前編)

通常月に一個しか出てこない卵子をいっぱい出すためのホルモン剤を打つフェーズ。そしていっぱい作った卵子が排卵されないように、これまたホルモン剤で止める。開始初日は準備に手こずり、30分くらいかけて注射。あってるのか怖くてビビりながらそろそろ注射しましたが、針が細いから痛くなかった。あんなにビビって損した気分。

3日目くらいにはもうヤク中の人のように手慣れた手つきで、薬剤を混ぜて2分くらいで注射ができるようになりました。初期段階では、ホルモン剤の副作用も特に感じることなく、体重いなーくらいで調子は問題なし。

6日目新しい薬剤が追加されてから調子がおかしくなる。更年期障害と生理前のPMSのような症状。つまり最悪な状況。怒り、悲しみ、不安とパートナーに対する謎の怒り。これが最終日まで続く地獄。妊娠した時のつわりに近い状態になってると誰かのブログでみて、だったらもう妊娠したくないわ。とか思った。要するにそのくらい私は最悪の体調だった。

採卵手術2日前には、イライラが最高潮に。子供が欲しいと言ってる夫はサポートすると言ってるが、サポートっていう助手席に乗ってる感じじゃなくて、もう自分がやる。くらいの勢いでないと子供は無理だーーーー!と実際にパートナーに怒る。もう理性とかない状況。

採卵手術前日には、まだこれから胚になって移植するまでに時間がある。それまでに本当に子供が欲しいのか、子供を産む、育てるのに耐えられるのか。という部分を考えて欲しいと言われた。確かに自分が一番苦労するし、覚悟決める必要あるのはわかるけど、見捨てられた気分で悲しみつつ、一旦、胚を作り着床前診断までやろうというところで話を終了。

手術当日

問題なく手術を受け、終了。手術中は全身麻酔が施されていたため、痛みも感じませんでした。術後は軽い腹部の違和感があったものの、毎日の注射から解放された喜びでお寿司を食べに行った。

着床前診断のための採卵手術翌日(後編)

翌日クリニックから連絡が。採卵結果は20個。自分の39歳という年を考えると、上出来な気がする。そして成熟してて使えるのはうち14個。

しばらくしてから、体にいくつかの変化が現れ始めました。後半になると、高年期障害や重いPMS(生理前症候群)のような症状が現れました。具体的には、以下のような症状がありました。

•	ホットフラッシュ: 突然体が熱くなり、汗をかくことがありました。
•	腰痛: 特に下腹部や腰に痛みを感じることが多くなりました。
•	気持ち悪さ: 食欲が低下し、吐き気を感じることがありました。
•	顎周りのニキビ: 顎周りに気持ち悪いニキビができました。

これらの症状は、体がホルモンバランスを取り戻そうとする過程で起こることがあるらしい。特に、ホルモン治療を受けていると、このような副作用が出ることがあるそうです。

採卵手術後の体験

手術後に感じた具体的な症状について、さらに詳しくお話しします。採卵手術翌日には以下のような問題も経験しました。

•	頻尿: 卵巣の腫れが膀胱を圧迫することで、頻繁にトイレに行く必要がありました。
•	不安感: ホルモンの変動により、気持ちが不安定になることがありました。
•	疲労感: 身体が回復するためにエネルギーを多く消費するため、常に疲れている感じがしました。

ストレス管理と対策

これらの症状に対処するために、いくつかの方法を試してみました。正直外に出るのとか、映画を見るとか強制的に気分転換にするのが一番手っ取り早い。瞑想とかやってても途中でムカムカしてしまってあまり効果なかった。

1.	休息を取る: 十分な睡眠を確保し、体を休めることに努めました。氷枕を使用して頭を冷やし、少しでも快適に眠れるように工夫しました。
2.	軽い運動: 無理のない範囲でウォーキングや軽いストレッチを行い、血行を良くするようにしました。
3.	健康的な食事: バランスの取れた食事を心がけ、体に必要な栄養を補給しました。
4.	ストレス管理: 瞑想や深呼吸を行い、心の平静を保つように努めました。

今は術後Day3ですが、少しずつ体調が改善されていきました。イライラ、ムカムカしててもう爆発しそうですがなんとかこれを書くことで消化させられたらと思ってます。

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