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一人暮らしの効能

去年までルームシェアをしていたが、今年から一人暮らしを始めた。

細かなものを買い足す必要がまだあるけど、引っ越しはひと段落ついた。

一人暮らしとなると、当然ながらそれまで分担していたことを全て一人ですることになる。

家賃の支払い、料理、掃除などなど、自分でやらなくては生きていけない。

ある意味、一人暮らしをすることでルームシェアをしていた時よりも労力もお金もかかる事になるし、何よりもちょっぴりさみしくなった。

やたら話しかけられるのもストレスだが、話す人がいないというのも意外とストレスだ。

ただ、一人暮らしには、ルームシェアにはない効能があると気づいた。

それは「時間の使用責任が明確になる」ということだ。

ルームメイトとダラダラしながら時間をつぶすのは楽しい。
ただ、やはりその時間の使い方は限度を越えると不毛な時間の積み重ねとなりかねない。

しかし、その無意味な時間の使用責任は曖昧になりがちだ。
つまり、その責任は自分にあるとも言えるし、話しかけてきたルームメイトにもあるとも言えるということだ。
お互い同意の上で、時間をつぶして楽しんだのだから、そうなりやすい。

一方で、一人暮らしの時間の使い方は自分に全て託されている。
時間の使用責任者は、当然ながら自分自身となる。

さみしくもあるし、言い訳もできない。
だけど、だからこそ一人で作業に集中できる環境だともいえる。

まだ一人暮らしを始めて間もないけれど、そんな効能が一人暮らしにはあると思った。

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