見出し画像

【ふるさと納税のお願い】こどもの体験格差をなくそう

こんにちは、フローレンスこどもと心クリニック 看護師の森山といいます。今日はみなさんに、お願いがあります。

渋谷区ふるさと納税サイトから、認定NPO法人フローレンス に寄付をしていただきたいのです。


みなさんの周りには、映画を見に行ったことがないお子さんはいらっしゃいますか?
海を見たことがないお子さんはどうですか?



金銭的な負担が理由だったり、お子さんに障害があり外出のハードルが高いことが理由だったり、
事情は様々ですが、
映画を見たことがないお子さん、海を見たことがないお子さんがいらっしゃいます。
周りが当たり前にできているこどもの学びや体験の機会が極端に少ないお子さんたちに対して、私たち大人は「それは仕方がないね」「我慢するしかないかもね」と言うのでしょうか。

もしできる対策があるなら、少しでも体験のチャンスを作ってあげたい、私たちはそんなふうに考えています。



当院のグループ法人である認定NPO法人フローレンス は今年の夏、企業の皆様から体験の寄付をいただき、
ひとり親のご家庭など、こどもとお出かけが難しいご家庭にプレゼントしました。
やってみることにしたのです。


「夏休みに夏休みらしい体験をさせてあげる事ができない」
「ひとり親世帯でかつ、介護もしており、時間がなく、こどもをどこかに連れて行く費用や充分な時間を取ることができていない」
フローレンスに寄せられた切実な親子の声から立ち上がった本プロジェクト。
===
約3000世帯へ体験を提供しましたが、実際に体験に参加したご家庭からはたくさんの喜びの声を寄せていただきました。

認定NPO法人フローレンスnews 2023/10/20

ある時、「医療的ケアシッター ナンシー」の訪問看護師が医療的ケア児のご家庭を訪問し、「このご家庭には家族揃っている写真がないな」と感じました。と、同時に、医療的ケア児を連れてのお出かけが、その家族だけではなかなか難しいことも理解していました。

「わたしたちが付き添って一緒に水族館に行くことを提案したら、喜んでくれるかな」

この1人の看護師のアイデアは、「医療的ケア児家庭のお出かけ」という社会課題に関心を寄せていただいたチューリッヒ保険会社(東京都中野区)さんのご支援で、2つのご家庭の『遠足プロジェクト』として実現しました。

認定NPO法人フローレンスnews 2023/12/18



やってみてどうだったか。


すでにご想像いただいているかもしれませんが、
お子さんにも保護者のかたにも大変好評でした。

親子でレストランに行かれたあるご家庭は、
家に帰った後、お子さんが何度も何度も「おいしかった」「楽しかった」と繰り返しお話してくれたそうです。

大きなことではないかもしれませんが、そういった経験の積み重ねを心の糧に成長していくことは、
大人になる前の準備のために大事なことだと考えています。


そこで、認定NPO法人フローレンスでは、【こどもの体験格差】を解決していくことを目指し、企業様からいただく体験寄付と、経済的に苦しいご家庭や障害児を育てるご家庭などをつなぐプラットフォームを開発することにしました。

仕組みが整えば、必要なご家庭に継続して体験寄付を届けることができます。単発の努力でなく、仕組みとして回すことが可能になります。



今、認定NPO法人フローレンスでは、渋谷区ふるさと納税の仕組みを活用してクラウドファンディングを実施中です。受付は2023年12月31日まで。

こちらの画像をクリックするとふるさと納税リンクに入り、詳細をご確認いただけます。

渋谷区ふるさと納税サイト


ご賛同いただけるかたは、ぜひとも納付と拡散にご協力ください。


仕組みで、社会でこどもたちを支える仲間になってください。


なお、渋谷区民の方は返礼品を選ぶことができません。ですが、いずれにしても納付する税金の使途を自分で指定できる仕組みでもあるので、この機会にぜひご検討いただけると大変うれしいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?