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ほぼ無職だったのにかかわらず、まる一年かかった相続のお話。

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…巷で言われるような骨肉の争いこそありませんでしたが、故人が予想を上回る数の金融機関に口座を持っていた為、歩き回る羽目に…。ほとんど銀行、お役所遍路の記録です。
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#お役所

8)今度は区役所 ~お役所3周目

ここまでですでに3つの金融機関に、父の『生まれてから死ぬまでの戸籍謄本』を請求されました。 近くの出張所じゃ取り寄せられないとのことで、てくてくと区役所へ参りました。 1. ほぼ生まれて初めて(小学校の社会科見学で行ったかも)入った区役所は、大きな病院の受付より広く、整然としていました。 もっとカオスで殺伐とした様子を想像していたので、少し拍子抜けです。 区役所のHPにあった、『もっとも空いている』と表示されていた時間帯に出掛けたせいか、割とすんなり受付できました。

3)お役所には現金、印鑑、身分証明書を持っていくこと! ~お役所2周目

1.葬儀から数日は何もする気になれず、毎日ルーティンをこなしていました。一週間たち、そろそろ戸籍に父の死亡が反映されるか…と思い起こして、のろのろお役所の出張所へ行きました。 朝早かったせいか、他に客はおらず、すんなり作業用の椅子に案内されました(その後すぐ、混んできた)。担当の方が出てきて、お悔やみ挨拶を交わし、本題へ入りました。 2. まず、父の『後期高齢者保険証』、『年金手帳』を返却。戸主の欄が変更されるとのことで、自分の保険証も返却。元から保険料は自分の口座から払

2)斎場とお役所と…葬式までの話

1.病院で亡くなった場合、遺体は一度家に戻すのかと思っていましたが、今は自宅で葬儀を行わない場合が多く、病院から斎場に連絡し、関係者が来て打ち合わせしてそのまま斎場まで運んでいくのが普通とのことでした。 (まー確かに、遺体はあっちこっちに何度も動かすもんじゃないか(・_・;)) 祖父、祖母は実家で見送ったものの、今はご近所にもその手の葬儀を行う家はなく、実家に戻った自分は、その足で自転車で20分くらいの斎場へ向かいました。 斎場の受付で名前を言うと、びしっと正装した係員が