見出し画像

劇場版「涼宮ハルヒの消失」 ☆優しい忘却☆もしもある日、昨日まで暮らしていた世界が誰も覚えていない世界になったら?今の学生生活も、いずれ懐かしいと想う日がくる変わらないことの大切さ・・・

劇場版

「#涼宮ハルヒの消失」

連休中に、映画をみました。
大ヒットアニメーション
「#涼宮ハルヒの憂鬱」の劇場版。

結論から言っていいですか?

文句なく、アニメ映画では、

最高傑作だと思います。

演出、アニメーションのクオリティー、
考えさせられる演出など、
スタッフの愛を感じました。
上映時間が約三時間で、
長いなって思いましたが、
観た後の満足感!は凄いなって
思いました。

長門さんという、
あまり目立たない
宇宙人の女の子がいるのですが、
彼女に感情移入出来ると思います。

映画を観た後、

長門さんが好きになるかも!

主人公のハルヒの消失で、

動揺しちゃうキョン君も見どころ。

テレビ本編で俯瞰的な彼が、

主役となることで、

物語はまた、

新たな彩りを魅せます。

そこが注目ポイント!

☆物語紹介☆

☆優しい忘却☆

舞台は、北高。

高校一年生の少女、涼宮ハルヒ率いる、
SOS団のメンバーとのどたばたコメディー。

主人公のハルヒは、無自覚に
世界の事象を操る能力を持つため、
(本人の無自覚に異世界が出現する。)
同じSOS団のキョン、
古泉に恐れられている。

キョンのナレーションで、
「地球をアイスピックでつつくと、
ちょうどいいくらいに
かち割れそうなんじゃないかっていうくらい、
冷え込んだ」12月16日から
物語はスタートします。

もうすぐ冬休みが迫り、
終業式を楽しみにしている学生たち。

クリスマスを目前に、
大はしゃぎするハルヒは、
いつものようにSOS団という部活で、
クリスマスパーティーの準備に大忙しだった。
キョンは、SOS団の団員として、
ハルヒの騒がしさに、
うんざりしつつ、
騒々しい日常を送っていた。

そして異変は、12月18日に始まった。
普通に学校に通学してきたキョンは、異変に気づく。

昨日まで元気だった、クラスメートの谷口が、
ひどい風邪で苦しんでいる。
しかも、あれだけ浮かれて話していた、
クリスマスのデートなんて知らないという。
ハルヒも珍しく学校を休んでいた。

何かがおかしい。

数日前からキョンのクラスで風邪が
流行りだしていたらしいが、
キョンにはそんな記憶はない。
谷口や、国木田との話もかみあわない。
キョンは、かすかな違和感を覚えはじめ、
そして昼休み、クラスにいるはずもない、
いてはならない人物が現れた。

長門によって消滅させられ、
転校したことになっていたはずの
”朝倉涼子”が現れたのだ。

そして朝倉は、キョンの真後ろの席、
つまりハルヒの席にカバンを置いた。

なぜ、朝倉がここにいるのか!?

ハルヒはどこに行ったのか!?

だがクラスメートたちは、朝倉は
以前からずっとこのクラスにいるし、
ハルヒという人物のことなど知らないという。

世界が変わってしまった。

しかもいつもそんな混乱の元凶となるはずの
ハルヒが消えてしまった。
キョンは他のSOS団メンバーを
探し始めるが、古泉がいるはずの
1年9組は教室ごと消滅。
みくるは一応学校にいたが、
キョンの事を全く知らないと言っている。
キョンは最後の祈りを込めて、
SOS団が使っていた文芸部室に向かった。
そこには、SOS団の長門さんがいた!

☆長門さん☆

本来の世界では宇宙人だが・・・
消失を観て、彼女が好きになりました^^
感情移入できます!
ある意味、彼女の物語かも!

☆物語考察☆

物語はこんな感じで進んでいきます。
映画の上映時間を見ると、
173分で、約3時間もあることも
びっくりしていたのですが、
観はじめると、
時間なんて全然気にならないですね^^

約3時間、貴方をハルヒの世界へ
いざなってくれます。
それだけ、力が入った作品ですね。

本編を見るために予備知識として、
テレビ本編が一期、二期とあるのですが、
最低一期と、二期の初めの
「笹の葉ラプソディー」は観た方がいいと思う。

映画でその物語がちらっと出てくるので、

観てた方が、ちんぷんかんぷんにはならない。

物語中に、時間軸を確かめるため、
ファミマが登場するなど、面白さもある。

部室で、SOS団のメンバーだった、
長門と出会うのですが、
彼女もキョンの言う事を覚えていない。
そこであるヒントを見つけることになります。

クラスメートの谷口と話していると、
重要なヒントが語られます。
彼は、消えたはずの、
「涼宮ハルヒ」を知ってるのだ!
本来の世界へ戻るために、
物語はそこからスタートします。

昨日までと異なる世界で、

キョンは、ハルヒと出会った。

北高で消失した、
古泉も一緒だったのだ。
お嬢様学校に通う、
ロングヘアで、ツンとした彼女は、
まぎれもない、涼宮ハルヒだったのだ。

最初はハルヒも、
キョンの事を信用出来ず、
ケンカ腰でしたが、
三年前の七夕、ハルヒが中学時代に、
学校の校庭に変な落書きをした
事件の事等を話し、ハルヒは驚く。

ハルヒ「ジョン・スミス!」

こっちの世界のハルヒは、
色んな意味で可愛らしいです^^
観てのお楽しみです!

キョンは元の世界へ戻るため、
彼女と協力するが、もともと居た世界との
齟齬を感じ、違和感を感じるキョン。

パラレルワールドではない、
本来の世界の長門さんが、
異世界の部室に残した、
しおりのメッセージのヒント。

キーワードは「READY?」

YUKI.N> このプログラムが起動するのは一度きりである。

実行ののち、消去される。

非実行が選択された場合は起動せずに消去される。

Ready?_

このメッセージは、
ある人物の心のメッセージで、
物語を観終わった後、
なるほどなって、納得します!

見どころと言っても過言ではない?

キョンの重要な決断で、

物語の重要なポイント!

ハルヒの存在が

うんざりになっていたキョン。

けれど、ハルヒが居ない

世界のままでいいのか?

そう思いました。

文芸部への入部届けを、
異世界の長門さんに貰ったけど、
返したとき、切ない表情をする
長門さんに愛らしさを感じます。

途中で、テレビ二期の、
三年前「笹の葉ラプソディー」の時代・・・
すなわちキョン達が中学一年生の頃に、
タイムスリップしてしまう。

そこで大人みくるに

出会いますが、

彼女は一言語ります。

「今の学生生活も、

いつかは懐かしいと

思える時が

やってくるわ。

過ぎてしまう時間が大切。」

変わらないことの大切さを

教えてくれたなって、

感動しました。

学生の頃は分からないけど、
過ぎた後に、懐かしかったなって
思える感覚って、大事だと思いました。
って考えると、キョンが異世界に来たことは、
ある意味みんな記憶が共有出来てないから、
寂しいものだなって感じました。

同じ時代に笑い、悲しみあい、

時間を共有できる幸せ。

そういう仲間を大事にしなさいって、

メッセージだと思います。

こんな風に、一つのアニメーション作品でも、
テーマを投げかけるので、考えさせられますね。

この世界を変えた犯人は、

意外な人物だった。

今の時代の長門さんが

犯人だったのである。

作られた、人工知能の彼女。

彼女は、無感情だったが、
ハルヒ達と行動を共にして、
いつの頃か感情が生まれる。
最初、図書館で初対面の人と
話すのが苦手な、長門さんでしたが、
キョンがカードを作ってあげたことで、
いつの頃か、主人公のキョンに、
恋を覚えるようになった。

長門さんは、ハルヒと仲良くしてる
キョンに、切なさを覚えていた。
あるとき彼女の思考にバグが生じ、
世界を変えようとしたのだ。

しかし、彼女は戸惑いもあった。
中盤の下りで、元の世界に戻るための、
選択肢をキョンに選んで欲しかったのだ。

最後の下りに、
キョンは、もう一人のキョンと、
自問自答します。

ハルヒの存在をうっとうしいと
思っていて、迷惑だと思っていたはずなのに、
やっぱり存在感がある人がいなくなると、
とても悲しいと気がついたのだ。

これは、ある意味、キョンへの
試練でもあり、視聴者への、
問いかけでもあると受け取りました。

こんな風に、

一つのアニメーション作品でも、

テーマを投げかけるので、

考えさせられますね。

すごい力作なので、
レンタルでもいいのでぜひ観て、
感じてほしいです☆

そう言えば、劇場公開時、
前売り券は、長門さんでしたが、
最初は長門さんか~って、
前売り券を観てたんだけど、
観終わったら、
長門さんで良かった!って思えます^^

映画を観ると、
それだけ、長門が好きになる!
切ない恋をしてる女の子。
エピローグで、図書館が登場するのですが、
子供たちが図書カードを
作るところを見て、
密かに本で口元を隠すところが、
ネット上で、
長門さんは、笑う感情を覚えたっていうのを
思い出しました。

人との出会いで、感情が生まれることも
ありますよね☆

居なくなったことで、
日常の有難さを教えてくれる。
変わらない日常って、
ありがたいことだなって思います。
今と言うかけがえない瞬間を、
忘れないで生きていきたいなって思いました。

「涼宮ハルヒの消失」劇場版予告編

https://youtu.be/eHKyNQopYXo

#日記  #Twitter #ツイッター #photo #写真 #アニメ #涼宮ハルヒ #京アニ #anime

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?