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恩師とのお別れ

学生時代、部活動を率いてくれていた恩師が、
お亡くなりになったと、連絡が入りました。

年も召されており、大病を過去に
2回患っても劇的な回復をされていました。
よく転んで搬送されても、食事を毎回楽しんでおられたそうです。

いつかこの日が来るとは予想はしていましたが、
もう恩師の笑顔を見れないと思うと寂しいです。

ちょうどパンデミック直前の年末に会ったのが最後でした。

その時の写真やそれまでの思い出を振り返り
寂しい思いと同時に、
恩師への多大なる感謝と素敵な思い出がいっぱいです。

パンデミックまでは、毎年に近いくらい
会うことができ、自宅へも会いにいかせてもらったこともありました。

この3年間は恩師の奥様とのラインで連絡をとって、
写真をみせてもらったり、
私が医療者ということもあって、
お互いの近況報告をしていました。

恩師にとったら、
数えきれないくらいの生徒、部員を率いてこられました。

厳しい指導でしたが、技術だけでなく人間力を育て、
常に、1、勉強 2、マナー、3、部活
と言っていました。

定期テストの成績が悪ければ、レギュラーを外すと
言い放ったこともあり、みんな必死で勉強もしました。

私もその一人で、赤点(40点以下)を5教科でとってしまったことがあります。
(中学では全教科100点に近かったわたしが、
高校でほとんど勉強しなくなった結果でした。)

まさに文武両道を貫いた恩師です。

部活動一筋の方で、引率力、影響力も
ほんと素晴らしい方でした。

恩師と部員のおかげで、
部活で最高の青春を過ごすことができました。

わたしは、一度大きなミスをしたことがあります。
次対戦チームの偵察の録画が誤った操作
できていませんでした。

恩師に叱られると覚悟していたら、
部員に、対戦相手のデータがなくても
絶対に勝つ!って言い放ってくださり、
その時は泣き崩れて、感動した記憶が残っています。
試合は無事に勝ち進んでくれました。

改めて、恩師と一緒に撮った素敵な笑顔の
たくさんの写真を見返しながら、
懐かしい思いと感謝の気持ちが込み上げてきます。

ご冥福をお祈りいたします。


今日も読んでくださり
ありがとうございました。


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