『ゴジラ-1.0』4DX - 体感するゴジラ

はじめて4DXを体験してきた。

風がふき、水しぶきがとび、煙がでる。
座席は縦横無尽に動き、背中から衝撃がはしる。
足もとや耳もとからも風がふき、まばゆいフラッシュもあり、まさにアトラクション。

映画を五感で体験する空間がそこにある。

海のシーンが多いので、館内はかなりの水しぶきに包まれていた。
わたしのメガネは水滴がビッシリで、スクリーンは見にくかったけれど、それがなんともリアルでよかった。

『4DX』
4席1組になっているから端っこに座ると、より動くから楽しめる。
ジェットコースターの先頭みたいなものだ。
映画のシーンに連動しているから、船上のシーンの揺れはリンクしていた。
ゴジラに追いかけられるシーンなんて、臨場感がすごくて緊張しっぱなしになる。

わたしはすこし神経質なので、五感に刺激があると意識が分散されてスクリーンに集中することはできなかった。
映画は2回目だし、パンフレットや小説も読んだから内容は全部頭に入っている。
だからそれでもよかった。

できるなら、1回目に4DXで圧倒的な緊張感を体感して、2回目は普通のスクリーンでじっくりと観察したい。

『ゴジラ-1.0』は観るものじゃない。
これは体感する映画だ。

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